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飲んで食って飲んでちょっと釣る旅  芝川特区 キャッチアンドリリースエリア

本来、家族揃って全員集合的なノリで企画された今回のキャンプですが、「父の日参観」やら、「子供会バーベキュー」等、6月は何かと予定があるらしく、どうやってもキャンプに行く暇なしっ、それじゃヒマな私だけお暇を取らせて頂いてと、今回も私のみのお出かけとなりました。妻よ、息子よ、許せ!ルルル〜♬

 

 

 

今回のキャンプ地

今回のキャンプ地はこちら。

キャンプ地

程よく開けた場所にあるフリーサイト。木漏れ日がチラチラと心地よく、芝川からのさわやかな空気を感じる事が出来る素晴らしい特設サイト。に見えますが、実は

野球場の裏

野球場の裏だったりします(汗)

それもそのはず、だってこれタダ!つまり無料ぅ!もちろん使用許可を得なければなりませんが、申し込み用紙に書くだけで使用させて頂けるありがた〜い場所なのです。

何が何でも高規格じゃなきゃイヤってな方には全くもって不適合ですが、高規格じゃない方が嬉しい私のような清貧キャンパーにはこれ以上無い最適な物件になります。

トイレが200m先だったり、近くに温泉やスーパーが無い等の微妙さはキャンピングカー愛好家の前では微塵のマイナス要素にすらなり得ません。っていうか「初めてシャワーが使える〜」等と喜んでいるくらいですから、不便を乗り越えてこそのキャンピングカー遊びを堪能出来るであります。

こちらの幕営地はB&G海洋センターなる地域の皆様の憩いのプール兼体育館が管理している土地でして、申請さえすれば町民以外のキャンパー、釣り人にも場所を貸して頂けるようです。

なにぶん無料の場所ですから、有料キャンプ場よりもさらに慎重な振る舞いをしたい所であります。何故なら、こういった善意の元で成り立っているキャンプ場はひとたび管理者の逆鱗に触れようものならアッっちゅう間に使用不可能になりかねません。ルールやマナーを厳守しまして使用させて頂きます。

ちなみに水道ありで現地給水可能。無料なのに至れり尽くせりでなんの不安もありませんが、例によってたっぷりと水は持って行きましたので給水の必要もありませんでした。朝方見ていると散歩に来るおじさんがここで歯を磨いて「ガラガラ〜ッペっ!」とやっているのもスゴク田舎でのどかな光景でもあります。

 

今回のおたのしみ行事

  • 旧来からの友、鉄砲&お酒の先生であるH夫妻と飲む
  • ちょっとだけ釣り
  • 初めてシャワーを使う
  • ステーキを焼いて黄昏る

の4本立て。

金曜日深夜現地入り

明日からの飲み食いメインの自堕落キャンプの為にサッソウと前日入り。現地に着くと柵で仕切られた入り口があります。柵には「関係者以外立ち入り禁止!」と書かれておりますが、既に立ち入りの許可を得ていますので、堂々と場内に進入致しましてサクっと就寝です。

芝川漁協特定区キャッチアンドリリースエリア

このキャンプ地のほとりを流れるのが富士川支流の芝川です。数年前に設定されたキャッチアンドリリース区間(芝川特区)が今回の釣り場。一日釣って実質2000円。実質と言うのは釣り券(3000円)を買う時に腕章を貸してくれるのですが、腕章を返すと1000円帰ってきますから実質2000円です。

釣り券なんて紙っ切れで良いのですから初めから2000円にしときゃ世話無いのに。。とか思うのは素人の浅はかさでしょうか?

結論から言えば昼間っから我慢出来ずに3人でビール飲んじゃって車の運転不能になり、その時点で温泉でまったり!なんて事も不能になり、集中して釣るなんて高尚な振る舞いは絶望的でして、結局午後4時過ぎまでまったりと過ごした上、川に入って二時間以内にブユの猛攻にあって逃げて帰ってくる始末。

おまけにかなりの渇水状態。漁協のおじさまも「今はやめとけ、他に行った方が良い」と言いだす意外な展開。。

それでもU女子は大型のクルージング”釣れない”ライズに遭遇する事も出来たようで、このエリアの実力の片鱗を伺い知る事が出来た事は収穫です。つまり

今回も釣れなかった。

釣りの風景

しかしこの川。川に入るエントリー地点が圧倒的に少なく(っていうか入り口の一箇所のみ)、大型を狙う為に留まっている釣り人を追い越す為には薮漕ぎ必須。。

クモの巣と、変なチクチクの木の実とブユとの格闘のような体育会系の釣り。

折角キャッチアンドリリースで魚影が濃いのならば、お散歩しながらでも魚を探せたり、簡単にエントリー可能な土手沿いの方が良いのになぁ〜、なんでこんなにアクセスの悪い場所に、、とか思いましたネ。

特に禁漁エリアの土手沿いなんてかなり良い魚のクルージングがありましたが、よだれ垂らして見てるだけみたいな。こういう魚をぴゅっと入ってサクッと釣りたいものです。

こういったエリアを設定する為に多大な労力を払ってらっしゃる事は容易に想像出来ますから、あまり贅沢を言ってはバチが当たるってなもんですが、この50cmオーバー、かなりヒレピンですよ?いいでしょ?

ニジマス

 

ステーキを焼いて黄昏る

そんなですから、釣りは早々に終了。夕食のメイン、ステークの準備です。

麻布の大使館ご用達のスーパーで3cm厚に切ってもらったTボーンステークをHっち氏に入手して頂いたのに加え、今回の為に用意されたお手製ハードウェアの数々。グリル(不用品のメッシュラックをチョキチョキと切り出しモノ)、ファイアーピット(工場に落ちてた鉄)、そしてそれらを支えるサポートレッグ(タオル掛け)。

グリル

絵に描いたようなステーク!じゅ〜じゅ〜ぅ!旨そ〜!!

ステーキ肉

これ一枚で900g弱あるそうです。。もちろん3人で一枚をシェア。ホントは一人一枚いきたいのでグリル台もステーク3枚は余裕!なサイズにしましたが、流石に一人1枚900gはとぅ〜まっちですね。

我が特製グリル台。運搬時にはこのようになります。スゴク重いです。。

グリル

肝心のステークの焼き上がりはちょっと焼き過ぎになってしまいましたネ。2cmくらいの肉なら表2分、ひっくり返して裏4分とかのオレ流レシピがありましたが、今回は3cm厚。

ホイルにくるんだ肉

気合いを入れて表裏5分、ホイルに包んで15分余熱的な火の通し方でチャレンジしましたが、流石炭火。貫通力が素晴らしく、結果焼き過ぎミディアムな仕上がりでした。要リベンジです。

焼き過ぎながらも、お味としましてはあの「黄昏の味」です。「黄金のたれ」じゃないヨ。遠くアイダホを流れるあの川に思いをはせるには充分な旨さ。アメリカンステーク最高です。

ちょっと焼き過ぎの肉

初めての車内シャワー

ついに、我がトラベルトレーラー唯一の不使用機能である室内シャワー設備を使う時がやって来ました。

今まで何度となく使おうかなぁ〜とか思っては来たものの、幸い近くに温泉が合ったりしまして、ことごとく使用機会を逃していましたが、今日は違う!もうお酒飲んじゃったし、近くに温泉みたいな洒落た施設無し!

ここで使わなきゃもう一生出番無しっ。さぁいざ浴びん!!

そんな訳でですね、購入当初に交換済みのシャワーヘッド。これは「出⇔止」がボタンにて操作可能な節水タイプです。

ガオナ マジカヨ・アリエーネ シャワーヘッド クリア ストップ (節水30% 低水圧対応 日本製 ブルー) GA-FC013

元の蛇口が2ハンドルの混合水洗ですからシャワーを浴びるには、まず初めに良い湯加減に調整した後シャワーに切り替えて浴びます。

お湯が制限なしに出てくる家庭用ならまだしも、25リットル位しか貯湯出来ないボイラーですから頻繁に出したり止めたりして節水に励まねばならない訳です。それにはやっぱり手元のボタンでやったほうが手っ取り早いんですね。

シャワーヘッド

Casitaのバスルームのドアは隙間が盛大に空いていますので、このようなシャワーカーテンが取り付けられていました。たぶんこれが無いと室内の床までビチャビチャっす。

使ってみて、これはなんちゅうか素晴らしいです。思った以上に普通にシャワーを浴びる事が出来ます。

アメリカのトラベルトレーラーはもともと水圧が高いので、シャワーを浴びていて気持ちがいいです。そこらのモーテルよりも水圧があります(笑)

汗を流してさっぱりする位でしたら男性で湯水混合で一人20リットルも使ません。大体3人40リットルくらいと思います。

これだったら2泊程度なら給水無しでも複数人で使用出来ますね。気分もさっぱり、ビールも旨い!

トイレもなんでもそうですが、使ってみて初めて有り難さが分かる事ってかなり多いですね。こんなに有り難さっぱりな設備だとは思いませんでした。シャワーを使うとトイレもびっちゃびちゃになるんですけど(汗)丸洗いしたことにもなり、トイレの清潔度もアップです。実際何処かのモーテルのような香しいかほりになりました。

今回は以上です。

ありがとう御座いました。

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