お盆休みキャンプ出発直前に、即席で配線引き込み&コーキングを終わらせた我がキャンピングカー発電所。90Wのパネルですが、実際にどれほど役に立ったかをご報告する今回のエントリー。
前回の「ゴールデンウィーク日本海キャンプ」では5泊6日の最終日には2個のバッテリーをほぼ使い切り、照明を全てオフにした暗闇の中、無理して「クレヨンしんちゃん」を観賞するといった電力不足を経験しました。
前回からの電力的な変更点は2つ。
- 室内照明のLED化
- 90Wソーラーパネルの設置
です。
照明のLED化により一日5アンペア位は節約出来ているはずです。当初の目標である一日10アンペアの余力を生み出すには太陽光で5アンペア発電出来れば目標はクリアです。
今回から並列接続だったバッテリーをセパレート切替え式に変更してありますので、バッテリー1から使用開始。
目次
ソーラー発電の使い方
太陽光発電設備を設置した当初は、充電終止電圧である15.3Vからシステム電圧(12V近辺)を切り離す為、ソーラー充電にもバッテリーセレクターを付けました。
バッテリー1を使用中はバッテリー2をソーラーで充電。みたいなイメージでしたが、実際には「バッテリーを使用しながら同時にソーラーで充電」という合わせ技が出来た事に今更ですが気付きました(汗)
そもそもキャンプ中は何かと電力を使っていますから、90W程度のパネルだと終止電圧の15.3Vに達する(満充電になる)ような状態になりません(終止充電の文字通り、満充電に近づくにつれて充電電圧が上昇して行きます)。
それだったら「電力を使いながら充電する」方が無駄なく補助的に充電する事が出来ます。
システム電圧もソーラーで充電しながらでも13.5Vを超える事はありませんでした(もしかしたら気付いて無いだけかもしれませんが(;^ω^))。ですから、過電圧によるスイッチの焦げ付き等の弊害も気にしないで良いと思います。
バッテリーの減り具合
さて、本題の電圧の推移は以下の通りです。
11日(前泊)13.2V
バッテリー1の満充電電圧です。
12日(キャンプ場) 21A 12.7V
12日の終わり。12.7V。発電量が結構ありましたので、電圧の低下も少なめで済んでいるようです。
13日(キャンプ場) 20A 12.5V
13日もあまり減っていません。降ったり晴れたり天候の変動が極端ですが、発電量自体は結構あります。カモンカモ〜ン!
14日(キャンプ場) 7A 11.7V
一日曇り。時々降ったり止んだり。はっきりしないお天気。むむっ、ややションボリ。
15日(キャンプ場) 6A 11.3V
午後から殆ど雨降り。発電量も6アンペアと奮いません。
16日(帰宅日) 7A 11.0V
朝から本降りの為、午前10時にはチェックアウト。最終電圧は11.0Vでした。
なんとっ!バッテリー一本で(5泊6日)足りました〜!おっしゃ〜!!
バッテリー2の出る幕無し。なにこの余裕。ニヤニヤが止まりません(ಥ‿ಥ)
まとめ
キャンプ中4日間で50アンペアちょっと発電出来たようです。LED照明で節電分の20アンペアと合わせれば70アンペア程は装備前よりも増えた計算になります。
70アンペアといえば鉛バッテリー1個分とは言いませんが、かなり迫るものがあります。清貧電力生活者としてはかなり大きな差と言えましょう。
この調子なら前回の日本海キャンプと同様の使い方であれば 6泊7日も問題無いですね。なんだか超進化した気分。ソーラーバンザイ!
4泊程のキャンプでバッテリー1コ分使用するこの方法だと、それぞれのバッテリーを交代で使用する事になりますから、各バッテリーの充放電サイクルが並列接続時に比べて半分になりますね。お財布に優しい長持ちバッテリーになるんじゃないかなぁと期待しています。
夏場は90Wパネルで充分な補助になる事が分かりましたが、日照時間が単純に短くなり、暖房に電力が必要な冬場はどうなるのかまだ分かりませんが、不足した時はさらにパワーア〜ップの超進化を遂げる事でしょう!
それでは今回はこれでおしまいです。ありがとう御座いました。
COMMENTS
こんばんは。
バッテリー1だけでキャンプ終了とは、良かったですね!
結構発電しましたね、発電量を見るのは楽しいですよね〜。
そういえば、冬はFFヒーターファンの電力消費が、大きいですね・・・。
「サバーバン、電力多く、音も大」
kashaさん、いつもありがとう御座います〜。
おかげさまで電力はばっちりです!発電している時は今までと違って電圧が下がらないんですよね。
自力で電力を供給出来るってやっぱり素晴らしいものです。設備して良かったです( ´ ▽ ` )ノ
いろいろ助言をして頂いてありがとうですよ〜!
サバーバン。仰る通り、後は、冬だな。。( ͡° ͜ʖ ͡°)