さて、今月は私の移動チビ別荘(キャンピングトレーラー)の車検月です。所有してから初の車検。近くに面倒見て頂ける工場が有るのかどうか不明だったので、調べるのも面倒くさい、いっその事直接行ってしまえ!と言う訳でユーザー車検とあいなります。
遠い昔にシボレーS10ブレーザーを乗っていた時にシンクやらベットやらを据え付けて「普通車」から「キャンピングカー」に構造変更をした事があるんですが、検査場に行ってラインに並ぶなんてもう20年以上ぶり。やり方を完全に忘れてますから覚書きとしてログっておきます。
大体何処の陸運局も同じようなものですから、興味の有る方は参考程度にお読み下さいませ。
車検の予約
まずこちらで事前に車検の予約をします。全国の陸運支局の予約が可能です。
他の書類は忘れちゃってもほぼ当日入手出来ますが、予約が無いと検査してもらえないようです。これだけは忘れずにオンライン予約をしておきます。
検査は午前と午後に分かれていてそれぞれ2ラウンド合計4ラウンドです。なにか不具合があった場合は訂正すればその日のうちに再検査が受けられますから一番早い第1ラウンド(8:45~)を予約です。
車検当日
ちょっと前にフォーラム内でご紹介して注文しておいたレンズが届きましたので、予め交換しておきます。赤レンズのままでも問題ないかも知れませんが、現行の法令では燈色(アンバー)との指定がありますので、合わせておいても損は無いでしょう。
US Amazonから10日程で届きました。
ビフォー
アフター
片輪ずつジャッキアップしてサイドブレーキが効くかチェック。Casitaのサイドブレーキはレバーを倒しただけでは効きません。「レバー頭のハンドルを手で回してワイヤーを張ってから倒す」事で初めてブレーキが効きます。これをしないと全くブレーキが効かずに検査に通りませんから要注意です。
車幅灯、側方灯、ブレーキランプ、左右ウィンカー、ハザードランプのチェックもしましたが、バックランプだけチェックするの忘れて出発。。
車検当日必要なもの
以下の書類の中で1、2、4は車検証と一緒に保管して有る書類です。忘れずに持って行きます。今回は整備なしで車検を通して後から整備ですから3は無しでOK。
その他の書類は陸運支局で揃えます。
- 自動車検査証
自動車税納税証明書(継続車検で納税から2~4週間経過していれば必要ありません)- 点検整備記録簿(ダウンロードはこちら)(後整備の場合は無くても構いません)
- 自賠責保険(共済)証明書(継続車検は車検証と一緒に保管して有るはずです)
- 自動車重量税納付書・印紙(現地で用紙を頂けます)
- 継続検査申請書(3号様式)(現地で用紙を頂けます)(ダウンロードはこちら)
- 自動車検査票・手数料納付書・印紙・証紙(これらは全て陸運支局で入手します)
受付
陸運支局には9時ちょっと過ぎに着きました。ユーザー車検に来た事を伝えると5~7までの書類を渡されるので、記入例を見ながら書き込みます。
自賠責を二年分更新(5010円)して、検査手数料(1800円)の証紙を購入。重量税だけは検査終了後に納付しますのでこれで一式そろいました。
コースに並んで検査を受ける
普通車の所に並んでいたら大型の方に並んで下さいと指示されたのでUターンして並び直します。
キャンピングトレーラーの検査項目は灯火類、サイドブレーキ、下回り、内部キャンピング要件(ベッドの大きさ、室内高、キッチン設備の確認)でした。
検査場に入る前にサイドブレーキと灯火をチェックするのですが、バックランプをチェックする事を忘れた事にここで気付きます。なんだかいや〜な予感。
思った通り、左側のバックランプがつかない事を指摘されます。。まぁこういうもんですね。一度場外に出てバックランプを修理します。
バックランプの修理
バックに入れなければこのランプはつかないので一人でやる時はしっかりと輪留めをして、トレーラー側もサイドを引いて行いました。
テスターもなにも無いので内部で断線していたらどうしようかと思いましたが、電球を指ではじくとフィラメントが揺れた時にわずかに光るので電気は来ているようです。よかった、、。タマ交換で済みました。
ちなみに端子がサビで接触不良を起こしている事が原因で点灯しない場合も有ります。その時はペーパーかヤスリ、なければドライバーでギコギコとサビを落とすと復活して点灯したりしますから、お試しを。
再度チェックを受けて無事合格。下回りの検査後にハンコ打ち機でこのハンコをもらいます。ちなみに打つ所間違えましたw
新しい車検証の交付
検査後に総合判定のボックスにいるおじさんに全て完了のハンコを頂いたあと、重量税(8200円)を支払い交付窓口に書類一式を渡すと新しい車検証とシールを交付して頂けます。
完了!
9時から始めて11時には終了です。
車検費用
車検費用は合計で15010円でした。安っ。二年間でこれなら全然OKっす。小さいトレーラーは維持費が安くてよろしいですね。
その他、うちはこうだったゾ!等の車検の話題はこちらのフォーラムでご報告をお願いします!
今回は以上です。ありがとう御座いました。
COMMENTS
19年4月にカシータ(トランキルグローブ)の2回目のユーザー車検です。最初の時、サイドブレーキの頭を回す事が分からずに苦労しました。あと、「車幅灯を白に」だとか、「テールウィンカーの接触不良」に手こずった経験があります。カシータの維持は結構大変ですが、その
フォルムとヨットのキャビンのようなコンパクトな内装に満足しています。そんなカシータで同じ苦労をしていた仲間が居たかと思うと心強く、嬉しい気持ちになりました。さて、再びの車検、SNSのおかげで記憶 が蘇ってきました。ありがとう。
紺野さん コメントありがとう御座います。この手のトレーラーを愛用している方は皆さん同じような経験をするんですねー。ユーザー車検やられているなら尚更同じトラブルにあったりするようです(;^ω^A
私の例が全てではありませんので、お暇な時にでもノウハウをお分けして頂けたら嬉しいです。
おっしゃる通りカシータはなんとも言えない魅力がありますよね。手を掛ければ掛けるほど可愛くなったりしますから困ったもんです(;^^A
またお気軽にコメント下さいね。ありがとう御座います!
こんにちは。T.gloveのユーザー車検のノウハウはすごく参考になり、有難うございました。
ところで、トレーラーをジャッキアップする際、ジャッキと接続するキャスター部の口径がブカブカでぐらつくし、水は溜まるし、何とかならないものかと前々から悩んでいます。
何か工夫されていたら、教えていただけると有難いです。
c.konさん こんにちは。コメントありがとう御座います!お役に立てたようでよかったです( ´ ▽ ` )ノ
ホイールジャッキは、、実はほとんど使っていません。私の使い方だと出先での狭い場所で駐車する時くらいしか出番が無いのですよね〜。
自宅ではホイール部分外したまま、木の角材を下敷きにしてジャッキアップしています。
ホイール部分の口径がピッタリでは無くガタがあるのは取り外しを楽にする為ですよね?多分。。
あまり使用していないので水が溜まるってのが想像し難いのですが、また後で実物がどんなだったかチェックしてみますね。
上手いアイディアが無くて申し訳ありません〜。ホイールジャッキも使いようによっては便利な時もありますよね。もうちょっと研究してみます!
車検お疲れ様でございます!
無事終わって良かったですね。
サイドブレーキレバーの頭が、回転すること初めて知りましたよ。
早速自分のも見てみましたが、回りました・・・。
自動車屋さんが、「サイドが効かない・・・」と言ってましたが
原因判明でした。
どうもありがとうございます。
kashaさん毎度ありがとう御座いますー!ですよね、クルクルヘッドレバーなんて初めて見ましたから、ご存知無いオーナーの方もいらっしゃると思っていましたら、まさにここにいらっしゃったんですね!(笑)
お役に立てたようで良かったです!
これって何の役にもたたないと思っていましたが、以前、出先で駐車中にサイドを倒されていて、帰宅後に気付いた事がありました。
子供のいたずらかも知れませんが(汗)そんな時でもこの方法知っていないとサイドブレーキが効かないってわりと有効だったりしますね。
確かに、効かないことが有効な事例ですよね。
作りのしっかりしているヨーロピアントレーラーでは、ブレーキ焼けているかもしれません。
私も効かないことが、良い方向に作用しまして、
必ず、車止めを掛けることを、忘れなくなりましたよ〜。
古いCasitaのオーナーの方、サイドは信じてはいけません。(笑)
(あわや!の経験ありです)
私のも車検はOKでしたが、サイドブレーキはいまいち信用出来ませんね(;^ω^A