Home狩猟

猟銃所持の過程その1 警察の生活安全課に行くゾ

かなり時間が経ってしまいましたが、銃猟を趣味とする計画はまったりと進んでおります。前回は所持する鉄砲の事を考えましたが、あれから色々と大先生からアドバイスを受けつつ、実際の射撃とはどんなもんかを見学させて頂きつつ再考して現在に至っております。

細かい事はまたの機会にまとめますが、今回は猟銃を持つならば避けては通れない管轄警察署「生活安全課」との付き合い初めのお話で御座います。

 

書類とコーヒー

まずはアポを取る事から始める。らしい。

猟銃を所持するには警察の所持許可が必要で、その為の手続きがかなりありとても面倒である事は聞いていましたから、まず何から始めたら良いのかを聞く為に地元の警察署に直接行ってみる事にします。

我が大先生が言うには必ず予約してから行く事が大事である。と言う事なので、言われた通りに管轄警察署の生活安全課にTELをし予約を取ります。

私のような全く何も分からない素人は端的に

「猟銃等の初心者講習会の受講申し込みをしたい」

と言えば良かったのですが、電話口で「猟銃の所持許可の申請」とか言っちゃったものですから、担当の方としばらく話が噛み合いませんでした(汗)

この辺りの言葉を知らないもんですから、担当の方に察してもらうまでに結構時間が掛かりました。後ほど知ったんですが、猟銃の所持許可を申請するのはかな〜り先の話で、とっかかりは兎に角「猟銃等初心者講習会」から始まるそうです。

ちなみにこちらに申し込むと銃の扱いや法律等を解説した読本を受講申し込み代金6800円と引き換えに頂けます。この本の数ページを割いてこれでもかっ!というほど猟銃を所有するまでの手続について書かれておりますので申し込んだ後、ゆっくりと確認すれば良いようです。

 

予約当日

夫婦揃って警察に出向き、時間ピッタリに到着。担当の方の

「準備しますから少々お待ちください」

とのお言葉に従いまして廊下で少々待ちます。

呼ばれるのを待っている間、一人の男性が私たちの前を肩で風を切るように歩いて行かれました。リーゼントに近いヘアースタイルに色眼鏡、ピンクのシャツにやれたスラックスというどっからどう見ても「そちらの方」な風体。

きっと組織の潜入捜査をしていらっしゃる方に違いありません。後ほど生活安全課の一番奥の席に悠々と腰をお掛けになられているのを確認しました。「ダブルフェイス」と命名しました。

さて、20分ほど放置されましたが(汗)これもわざとイライラさせる作戦というのはお見通しでありますので(笑)呼ばれましたらにこやかに挨拶をしまして説明を受けます。

年の頃なら30代半ばの男性が私たちの担当です。お話をしていると今にも吹き出しそうな表情をそこかしこにちりばめてきます、その顔を拝見しているとこちらも吹きだしそうになるウィットに富んだ芸風が特徴の方です。「ゲラ男くん」と命名しました。

この方が配置替えか何かで窓口を離れるまではずっとお付き合いする事になりますから、名前もしっかりと覚えておきます。

生活安全課の構成員は全部で6名ほど。上記構成員の他にも「帝釈天の団子屋のオバチャン」「印刷屋の社長」等もいらっしゃいます。それぞれに中々いい味を醸し出しており、昭和の時代で止まったままの雰囲気も良好です。書類やその他ファイルに囲まれるように仕事をしているような非常にタイトな空間。あまりにもタイト過ぎて来客スペースゼロ。パイプイスに座っての面談です。

出てきた書類はたった二枚デス

初心者講習会申込書と手続のフローチャート。以上終了。

ちなみに初心者講習会の申込書は各都道府県の警察のHPからダウンロード出来ます。静岡県であればこちらですね。

免許証サイズの顔写真と6800円もっていればその場で申し込み出来たのですが、写真を持っておらずその場で申し込みまで出来ませんでした。

また、申し込みする時には予約して来て下さいとの事でしたので、ますますメンドクサイ。

まぁこうやってメンドクサレベルをあの手この手で上げまして、取得のやる気を殺ぐ事が目的のような気もしますが、日本で猟銃を持つと言う事は、警察にとって出来るだけして欲しくない事の1つですから仕方ありませんね。

ゲラ男くんに今後とも何卒宜しくお願いしますと告げ、その場を後にしました。

初めて生活安全課にお世話になりましたが、意外に普通でありまして、噂に聴いていた失礼な態度や嫌がらせにも似た質問等も無く、至って平穏の内に終わりました。

またぼちぼちと進めて行きますよ〜。今回は以上です。

ありがとう御座いました。

スポンサー広告

COMMENTS

WORDPRESS: 0
DISQUS: 0
スポンサー広告