好む好まざるに関わらず、キャンプにはトラブルが付き物です。まぁそれも後になってみれば楽しい思い出の一部ではありますが、現地の本人たちにとってはかなりのヒヤヒヤしたりハズカシー出来事だったりします。
今回もやっちまった事柄がいくつかありましたので、自戒の為にもこちらにご紹介させて頂きます。
その1 トレーラーが刺さった!!
クララが立った!となれば目出度い事ですが、これには本当に焦りましたね。刺さっちゃいました、牧場にこんな感じで。
刺さりそうになった事は今までに何度かありましたが、ここまで深々と突き刺さったのは初めてです。。
定置時にはホイールジャッキのホイールは付けずに木のブロックを下に敷いて設置します。この時は上の写真手前に向って結構な勾配があったので、FIAMMAのレベラーの最上段まで乗り上げて水平にしました。
で、写真のような輪留めを、、、、、するの忘れて連結を解除。
「ヒッチボール」という血のつながりよりも強固な呪縛を解かれた瞬間、トレーラーは坂をゆっくりと下り初めて、「ア”〜〜〜〜〜、」っと言う間に
グサっと刺さりました。
突き刺さりから脱出方法
牧場と一体になった我がホイールジャッキの支柱。地面から15cm位埋まって止まっているようでした。
いつもの様に一流イラストレーター書き下ろしの超図解にてご説明をば。
トレーラーお持ちでない方は全くピンと来ないあろうヘタな図解ですが、、地面とフレームの間に木の板を入れつつ②の状態にするまで結構ヒイヒイ言いながらの地道な作業をします。
10分ほど頑張ってなんとか復旧。ヘッド車と再度接続して水平の取り直し。かなり疲れたと同時に、相当にこっ恥ずかしい&ジャッキの支柱の中は粘土がぎっしり詰まるという三重苦。
支柱の中から掻き出しても掻き出しても出てくる粘土に嫌になって途中でお掃除終了。。いまだに思い出の粘土はホイールジャッキの中で眠っております。
今思えばこれがヨーロピアンなトレーラーだったらよいしょってなもんで手でフレームを持ち上げる事も出来るんでしょうね。カシータみたいな100kg以上の荷重が掛かってるトレーラーはやはりキツイ!と言う訳で
教訓 輪留めは忘れずにしよう!
その2 冷蔵庫が冷えない!
こちらでもお知らせしましたが、現地で冷蔵庫のガス冷却が故障している事を知りました。
冷蔵庫といえばトイレと並ぶキャンピングカーの必需品です。
連泊で出かける時はクーラーボックスも持って行きますのでキャンプ中もなんとかなりましたが、キャンプ地での「氷の確保」が結構面倒なお仕事である事を初めて知りました。
滝沢牧場から車で4分の所にセブンイレブン有り。そこから3分でローソンありな好立地にも関わらず、肝心の氷の売り切れが続発しておりました。まぁ、避暑地のキャンプ場でしかもお盆休み時期ですから氷の需要が割と高めなのはわかりますが、ホントに何処行っても売り切れ。
車で25分位の長野県川上村にあるスーパー「ナナーズ」まで行きましたが板氷は既に完売。ロック氷のみ3袋残っているような状況でした。
翌日には入荷しますから、氷を求めて朝からいそいそと出かけるのですが、これがまぁ〜面倒くさいのです。これは1つの仕事と言えるでしょう。
キャンプ中に「仕事のようなモノ」が1つでもあるのは主義に反します。キャンプ中は遊び以外の事柄をしてはイケマセン。
教訓 オシゴトをしてくれている冷蔵庫を大切にしよう!
その3 鍵がかかっちゃった!
前半2泊は牧場で、後半は本栖湖(混みすぎ、結局精進湖)へ移動したのですが。。。
湖畔に定置しようとして気が付きました。
T.Globeの入り口が開かない事を。
押しても引いてもだめ、もうドアのヒンジごと取っちまおうか!等と思いましたが工具はT.Globeの中。
最初はドアノブの内部が破損して解錠出来なくなったのかと思いましたが、解錠してハンドルを下げるとかすかに「カチャ」っと言いますからストライク自体は正常に動いている模様。
考える事数分間。ドアハンドルは正常に動いてるにも関わらず何かに引っかかってドアが開かない。
引っかかるような何かってなんだろうなぁ〜??はっ!!!(;゚д゚)
ドアにはハンドル部のロックともう一つ、フランス落としのカンヌキ鍵が付いていた事を思い出しました。一度も使った事ないけど。。
ってわけで窓から中に入って解錠すれば万事解決ですが、基本的にT.Globeの窓は開ける事が出来ても網戸が開かないのでこれを破かないと開きません。
こ、このままではナイフで愛するT.Globeの安っぽい網戸にも満たないフザケタ網を切り裂いて進入しなければなりません、、
!!そだ!左後ろの窓のみ網戸が開く事思い出した!!
それでも大人が入るには小さ過ぎる窓。自分が入ったら何かを破壊しそうな予感がします。
そこで我が家の高性能調査ロボ「みのピコさん(5歳)」を窓から投入。カメラを持たせて操作方法を説明した後、車内からドアハンドル部を撮影して頂きました。
調査ロボが持ち帰った画像を確認すると、、
思った通りがっちりと鍵が掛かってます、、。
走行中の振動だけでこんなにキレイに鍵が掛かるんですね。。
カメラの画像を見せて解錠方法をロボに説明。程なくして無事解錠に成功しました。
何も破壊する事なく解決出来て幸いでしたが、それよりも我が家の三男の活躍に息子の成長を感じずにはいられません、ううぅ、よくぞお育ちになりました。これからもしっかり働けよ!
教訓 子に過ぎたる宝なし
後日カンヌキにネジボンドをちょっと付けて半固定したのは言うまでもありませんw
そんなわけで今回はこれでおしまいです。
皆様も道中のトラブルにはくれぐれもお気をつけ下さいませ。
ありがとう御座いました!
COMMENTS
こんにちは!
鍵は盲点でしたね、私のにはかんぬき鍵はついていませんよ。
なんのためでしょうかね?
「みのピコさん(5歳)」の成長ぶり(お会いしたことありませんが)に私も、感激でございます!!
この場合、窓が開いていたってことで、助かったのでしょうか?
私のトレーラー動いてあわやの失敗は、
ポプシクルさんの反対で、傾斜地にて、連結外してサイドブレーキを掛けましたが、甘々ブレーキですので、
後ろ方向へ転がりはじめまして、娘と引っ張り押さえましたが、止めれるわけもなく、50cm?位転がりましたが、
たまたま置いてあったものが、輪留めになり止まりました→超恐怖!!
これから、買われる方、ポプシクルさんの言う通り、必ず、本当必ず輪留しましょう!
ぬかるみでキャンプで、ホイールジャッキが沈み込み、後ろのスタビライザージャッキの根本が、曲がってしまいました
これから買われる方、ジャッキ類の下には、分厚い木の板を入れましょう。
勉強になりますね、このトレーラーw
エ!kashaさんのはカンヌキ付いていないんですか?カシータのトレーラーは全部付いていると思ってましたヨ。。まぁ付いていても使った事なんて無いのですけど。
今回は窓の鍵を締めない変なクセのおかげでトレーラーの部品を破壊しないで済みました。ほんと良かったです。お子様達も大活躍でこれまた良い思い出になりました。
あわやの件、恐怖ですね。。輪留め代わりのモノが無かったらと思うとゾッとします。動き出したものは止まりませんからね〜。これからも気をつけます!
ぬかるみ地はキャンプするとけっこうあるんですよね。750kgトレーラーも実際は○トンクラスですから、仰る通り場所によってはズブズブ〜っと行くでしょうね(;^ω^A
木の板は色々頼りになりますから、私も常備薬のごとく何枚も積んでいます!日々勉強ですよね。_〆(・_・。)^