何の変哲も無い広場にキャンピングカーで行く。例えば港、例えば河原、小さな公園でも良い。ただの遊びだからキャンプ然とした特別な気負いは何も必要ない。
するとどうだろう、いつもの見慣れた公園も、ただのコンクリートで均された港の空き地さえも立派な遊び場になってしまう。夏場の暑い時期、子供たちは外部シャワーを頭から浴びてチンチンに熱くなった体を冷やして元気に遊ぶ。
ノドが渇いたら備え付けの冷蔵庫で冷えた水でノドの乾きを癒し、おなかが空いたらそうめんでも茹でて食べようか?トイレだってもちろん付いてる。断熱が効いてるから真夏でも扇風機だけで十分涼しくなるし、寒い時はガスヒーターで暖をとれる。
子「ぱぱ、ノド乾いた」
父 スチャ(冷蔵庫を開ける音)トクトク(冷たい水をコップに注ぐ音)「はいどぞ。」
子「ゴクゴク」
父 「ウマイか?冷たくてウマイか?」
子「おいしい」
父 ドヤ(顔)
あるいは
子「ぱぱ、暑い。。」
父「こっちこい」ジャ〜、ジャジャ〜(外部シャワーを子の頭から浴びせる音)
父「涼しくなった?冷たくてキモチイイか?」
子「キモチイイ〜」
父 ドヤ(顔)
などと己の設備が快調に活躍する様を見て悦に浸るのもまた楽しいものです。
何の不自由も無いから遊びに夢中になれる。キャンピングカーさえあればその日の主役が自転車でも、スケートボードでもサッカーでも、あらゆる遊びの強力なバックアップをするBase Camp(前衛基地)になる。
連休だからちょっと遠くまで行ってみよう。Google Mapと航空写真でのんびり出来そうな海岸を探す。
ビーチもあるし磯遊びも出来る海岸に目星を付けて連休の渋滞を避けて前日の夜から出発。
2時間半ほど運転して目的地に夜中に到着。すぐに就寝出来るように出かける前に準備してあったキャンピングカー内に子供たちを運んで移動終了。
時間の制約は何も無い。その日に、出来るところまでやればいい。安心して無計画な旅行が出来るのはどこにでもBase Campが一緒だから。
この自由さ、楽しさは何にも変えられない。
ドヤ(顔)
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