先日のプロパンガスの充填問題のエントリーで少し触れましたが、今回はキャンピングカーで使うLPガスは大体どのくらいの費用が掛かっているか?を仮定してカセットガスと比較しながらセコく真面目に考えてみます。
充填完了のプロパンガス
先日充填依頼したプロパンボンベ二本が無事帰宅しました!うぅ、こんなに立派にズッシリと重くなって帰ってきてくれて、、感無量です。゚(゚´Д`゚)゚。
持って行く時は10.2kgでしたので、ピッタリ8kg入って帰ってきた事になります。ホントに8kgなんだ、と感心しましたが8kgのボンベなんで当たり前なんですけど。
キロあたりの値段
プロパン(今回の場合)
LPガスの値段は地域によって異なるそうです。さらに契約先によってもガスの値段は変動するようで、「一律いくら」といった基準がありません。
今回は二本で6400円でしたので一本3200円。8kg充填ですから
キロ当たり400円になります。
では代替え案で考え中のカセットガスはどうでしょう。
カセットガス
ネットで検索すると250gガス缶3本セットで500~700円程度の模様。ネットで買えば500円くらいで、実店舗ですと650円とかになると思います。最安値で入手したとしても750gで500円ですから
キロあたり714円です。
それぞれの年間コスト
あれれ?思ったよりも高いですね。カセットガスで同じように使用するとおよそ1.7倍のコストが掛かりますから、私の場合の年間11kgのガスを使ったとして、、
プロパン 4400円
カセットガス 7480円
になります。
LPガスとカセットガスの組成
一般にLPガスは火力が高いとされています。ガスの成分であるプロパンの比率が高い為だそうですが、普通のカセットガスの場合はブタンが主な成分のようです。
つまり寒冷地における火力が違ってくる可能性大ですね。キャンピングカーにとっては暖房の燃料であったりするので、使うガスによって火力が違ってくると、暖まり方やお湯の沸かし具合に差が出てくるかも知れません。
カセットガスにもプロパンの比率を高めた寒冷地用カセットもありますが、ささっと入手しやすい物では無くなってしまいます。
カセットガス導入コスト
プロパン仕様の設備(コンロやFFヒーター)にもカセットガスは使えるようですので、仮に、将来的にLPガスの充填が不可能になった場合はカセットガスで使用せざるを得ない様になるかも知れません。
そこで必要なものがLPガス→カセットガスのアダプターです。
ググってみると、あるにはあるようですが価格がとってもお高いであります。
California Patio (カリフォルニアパティオ) カセットガスアダプター4本タイプ ホースエンド専用調整器セット 新品価格 |
こんなもんと言ったら失礼ですが、15000円以上もするとは思いませんでした。。
実際に使用するなら自動切り替え弁を介して、メインとサブで使いたい訳です。そうすればガス切れを起こす事なくガスカートリッジの交換が出来ますからね。
こんな感じに。
コンビニ等で入手出来るカートリッジは3本セットが多いので3連結のアダプター×2とかが運用しやすそうです。お値段は、、恐らく高いものになってしまうので、必要であれば自作の道で行きましょう!
おわりに
そんなこんなで、プロパンを充填して頂けるお店がある限りはコストとしても、熱源の質としてもプロパンガスボンベを充填して使用する優位性がよく分かりました。
カセットガスはプロパンが使用出来ない時の切り札的存在として、アダプターの製作を含めて検討して行かねばなりません。またやる事が増えた。。
今回はこれでおしまいです。
ありがとう御座いました。