ウェイトディストリビューションヒッチ考察４

前回は現在購入出来るWDをご紹介しましたが、今回は機種選定。

カシータの為の俺的「べすとおぶWD」を大々的に発表です！！

選定条件

1. ヒッチ荷重120kg
2. 着脱が簡単である事
3. ビルトイン スウェイコントロール
4. 出来るだけ安価

以上の事項を全て満たす商品は、、、ありませんネ(-＿-)。

あちらを立てればこちらが立たず。買い物にはよくある話ですが、あえてヒッチ荷重＋簡単＋安価で選ぶならばこちらです

Husky又はCurtのWD

ハスキートラニオンバーWD(US Amazon)お値段$270+$220（送料）

大体5万円ちょっとで買えるWD。スウェイバーは別売りですからそれも買えば全部で6万円ってなところでしょうか。ハスキーは老舗のトーイング専門部品屋さんですからお安くても信頼出来ます。

Husky社オフィシャルHP

日本では良く見るCurtのWDもハスキーと同じような値段ですが、何故かちょっとお高いです。と言っても誤差の範囲ですからこの辺りはお好みで。

うーん、でも6万円も払ってスウェイバーを装着する手間が省けないのはいただけません。半分は送料ですからより悲しくなります。それだけ払うならもうちょっとがんばれば１〜４まで全部込みのこちらもイケそうです。

アンデルセンのWD

Andersen Hitches オフィシャルHP

USアマゾンで見ると大体$500+$155なので7万円ほど。お値段の差額1万円です。たった一万円でスウェイバーの着脱から開放されます。俄然アンデルセンに傾いてきましたので操作方法や取り付け等を調べると、思った通りWD装着時はレンチ使ってチェーン張ったりがちょっと手間ですね。気になる方は下のリンクの取説をチェックしてみて下さい。

アンデルセン　ウェイトディストリビューションヒッチ　Installation Manual（オフィシャル取説）

インストール時にはチェーンの付け根のステーをトレーラー側に付けるのですが、かなりしっかりと取り付けないとズレる可能性もあり、やや敷居高そうです。

カシータのヒッチ荷重は100kg前後と比較的軽量ですからそこまで神経質にならなくても良さそうですが、取説にはステーの下部を部分的にフレームに仮止め程度に溶接すればOK、カシータを売りに出す時も仮止めならすぐに取れるよ！！と書いてあります。

他のWDと比べるとチェーン部の力の掛かり方が90度違いますから、この部分に極端に負荷がかかります。構造からしてまぁそうだろうなと思いますが(^^；)インストール時の一回だけですから工夫すればなんとかなるでしょう。

EAZ Lift trekkerは更にお高いのでビルトインスウェイコントロールであればやはり無難にアンデルセンのWDでしょうか。

Casita社のFacebookでもアンデルセンのWD付けてる方が多いのですが、調べてみるとコストパフォーマンス良く、アンデルセン率高いのも納得出来ます。

と言うわけで、いよいよ今回の結果発表ですっ！！いざっ！

結果発表

栄えあるベストオブウェイトディストリビューションヒッチフォー俺のカシータの栄光を手にした製品はっ！！

（ドラムロール）

シュクドゥクドゥクドゥクドゥクドゥクドゥク〜〜〜〜

ドゥン！！

該当ナシ！！

、、、そんなわけで今回も身の丈に合う理想の「WD自作」の道を歩む事に決定。

ここまで読ませておいてまたそれかよ、、とお思いの方々。毎度の事でスミマセンがそろそろ手段と目的が逆転してきてます（汗）。

「WDを取り付けて快適なトーイング環境を構築する！！」を達成する為の手段だったWD選びですが、すでに「俺の理想のWDを製作する！！」に完全にすり替わってますw

ご紹介したトラニオンタイプWDとアンデルセンWDですが、やはりどちらも「大袈裟過ぎる」様に感じます。カシータに一番ぴったりなのはラウンドバーの一番小さいWDですが、上記2製品よりも更に着脱面倒くさい。

WD効果１００％（ヒッチ荷重を０kg）まで効かせる事も望んでいません（70%くらい軽減出来れば充分と思っています）のでより簡素で着脱容易な自分のWDヒッチを製作しようかと思います。

さて現在は妄想を実物にすべく、早速図面書いて製作中。

暫定ですが俺流DW想像図。今流行りのビルトインスウェイコントロール機能付。

最終バージョンはくねくね道でヘッド車の荷重変化の無いWDになる、、、、予定w

地道に部品作り。。。

本当に動くかどうかは神のみぞ知る訳です。シェイクダウンが待ち遠しい。（遠い目）

次回はハンドメイドWDの検証実験の予定です。

期待を裏切るエントリーにお付き合い頂きまして（汗）ありがとう御座いました！