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後付けエアサス!(エアーリフト)AIR LIFT 1000 Series

後付けエアサス!(エアーリフト)AIR LIFT 1000 Series

エアーリフトとは

エアーリフトなる商品があります。

なんでもサスペンション内に丈夫な風船を入れ、膨らます事でコイルスプリングや板ばねの負荷を低減し、重量物積載時の車体の姿勢を補正、安定性UP!乗り心地UP!インストールも超簡単!というフレコミ。

キャンピングトレーラー引き始めの頃に感じた、牽引時の車の挙動が気になっていた私としましてはこれは渡りに舟。米アマゾンから取り寄せても1諭吉とハーフ位でしたので早速購入。取り付けてみました。

 

インストール

取り寄せた商品を見ると、赤い風船2ヶ、エアホース数メートルと継ぎ手、米式バルブ(空気入れの口)2ヶ、クランプバンド4本。

車種にも寄ると思いますが、ラングラー用は遮熱板が二枚付いていました。コイルスプリングのすぐ脇にエキゾーストパイプがありますのでそのままですと風船が熱で傷んでしまうので、エキゾーストパイプに遮熱板をクランプバンドでくくり付ける格好で熱による損傷を防止します。

遮熱板

インストールは確かに簡単です。

  1. 風船を畳んでスプリング内に入れる。
  2. エアホースを適当に車体に留めながら継ぎ手を使って這わす
  3. 空気入れ用のバルブを固定して終了

エアーリフト本体

左右のサスペンション内の空気圧を変えたい場合は、それぞれ独立した空気経路にしなければならないのでバルブは2個ついていましたが、ヒッチボールに掛かる荷重は車体のど真ん中ですから、左右の配管は米式バルブの直前で合流させました。

配管

バルブは各カプラーの真ん中に設置。

空気入れ口

 

空気圧の設定

オプションでエアーコンプレッサーを用意すると運転席の手元で空気の圧力を簡単に調整出来るようですが、頻繁に圧力を変える必要性も全く無いのでこの空気入れバルブから自転車の空気入れを使って空気を入れます。

エアーリフトの風船の最大気圧は35psiですから、自転車の空気入れのkPsに直すと240kPsほど。スポーツ自転車用の空気入れなら余裕で入る圧力なので手動でやっても時間もかからず注入完了です。

トレーラーと連結して、100kgほどの荷重が掛かった状態。地面からフェンダー下まで測っていますが、何も乗せていない状態よりも2.5cm沈んでいます。

pb250268

エアーリフトに最大の圧力の240kPsの空気を入れると90.5cmになり1.5cmほど上がりました。

50kps低い190kPsだと1.2cm上がる程度です。

上のビデオで見る事が出来る「ミョ〜ン」と車高が5cm位上がってしまうのとは根本的に違う気がしますね。恐らく板バネサス用のエアーリフトだとあのくらい上がるんでしょうけど、コイル用はそこまで姿勢を補正する事が出来ないと思います。

間違っていました、補正可能です。下の追記をご確認下さいませ。

乗り心地の変化

2.5cm上がってくれれば尻下がりになる姿勢補正に効果有りなのですが、実際そこまでではありません。では、乗り心地がどのように変わるか?

先ほどの100kg程度の負荷の状態で走行してみると、後ろのサスペンションが明らかに固くなった感じを受けます。

路面のへこみに入った時の「グワン」と揺れるようなたわみの感じ方が「グワン」から「グン」に変わります。

または「ボヨ〜ン♬」から「ィヨン♡」に。「ア〜タタタッ!」から「ホァタ!」に変わり、さらに(略

そんな調子で乗り心地は固めになるのですが、これが好みかどうかはドライバーや同乗者の好みとしか言い様がありません。

 

総評

私はたった1.5cmとは言え、通常の車高に近づける事が優先事項ですから常に240kPsくらいの空気圧に設定して牽引しています。

もしかしたらもっと車重の軽い車両だと、リフトされる量も増えるのかも知れません。

仮にエアーリフト無しでもラングラーの場合はリアで2.5cmしか下がりませんから、一目で尻が下がっている状態には見えないので効果が余計に薄く感じている可能性もあります。

私の使用環境に置きましてはエアーリフトの有り無しの差が小さい事もあって微妙な商品と言わざるを得ません。

それでも、牽引時はいつも忘れずに空気を入れているので、心のお守りを買ったモノだと思っております。

1月17日 追記

二ヶ月程前に書いたこの記事ですが、AirLift1000シリーズのキャンピングトレーラーでの使い方が根本的に間違っていた事に気付きました。只今再度検証した記事を用意中です。実際かなり良くなっていますので、本投稿で「大した効果無しかも?」と言うのは間違いです。AirLiftさん、すみませんでした。

訂正記事は後日アップロード予定です。本当に申し訳ないです。

訂正記事を公開致しました。

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