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『エアーエアストリーム』 エアストリームを牽く、妄想。。

この間の東伊豆キャンプの行き道。「道の駅天城越え」にデンっと据え付けられたエアストリームが国道からチラリと見えました。こちらもトレーラーを牽いているのでサっときびすを返して見学に行く事もなく、ただ通り過ぎてしまいました。

道の駅等の一時的な駐車場所に、トレーラーを切り離して置いてしまう事はあまり良いお作法では無いのですが、そこはエアストリーム。あまりにも威風堂々としたお姿に、そんなキャンピングカー的なマナーはどこ吹く風〜ふんふ〜ん!といった雰囲気さえ漂わせております。

トラベルトレーラー

しかも駐車スペースの隅っこでは決してない、お立ち台のようなお目立ちになる場所です。俺には絶対に出来ねぇ!といった目立ち具合アンド場所。いやはや素晴らしいです。

あんなお車、いつかは私も手にしたいと「思うだけ」はタダですので、エアストリームを牽く妄想、題して『エアーエアストリーム』であります。最近妄想が激しくごめんなさい。

エアストリームの値段

日本代理店のウェブサイトを拝見すると、現在のラインナップは4グレードです。それぞれ2〜10程度のフロアプランの違いがありそれぞれのプランごとに、全長も変わります。

それでも庶民が大借金の上、購入出来そうなのはスポーツのグレード、さらにがんばってもフライングクラウドやインターナショナルの一番ちっこいのまででしょう。どちらにしても最低700万(新車価格)〜位はするので、もはやこの時点で私なんかが買う乗り物では無い事が判明致しました。これにて終了ありがとう御座いました。。。あ、妄想だからまだまだ続いて良いんだった。。

エアストリームの大きさ

牽引する事が前提のトレーラーですので、エアストリームとはどの程度の大きさなのか?がかなり使い勝手に影響します。

スポーツの16ftモデルで8ft(2.45m)。。これが標準の全幅のようです。でかい、デカスギル!私のT.globe(カシータ)で207cmですからその差38cm。片側19cmも大きいです。

普通の駐車場は2.5m幅が一般的ですから、隣がかなり小さい車じゃないとドアも開けられない計算になりますね。。でかいぜ!

他のインターナショナルやフライングクラウドのグレードも全幅は8ftかそれ以上しかありませんでしたが、スポーツの22ftのみ7.325ft(2.23m)がありました!

個人的にですが、全長よりも全幅の方が牽引していて気になりますし、駐車場で困る頻度が増大します。エアストリーム買うならちょっとでも細いスポーツの22ftモデルで決定。

エアストリームの設備

では実際のキャンピングトレーラーとしての設備はどうか?

私はキャンピングカーの設備を見る時に真っ先に給排水設備をチェックします。如何に豪華できらびやかでも給排水が弱いキャンピングカーは使いにくいのです。

スポーツの22ftは清水タンク 20ガロン(75リットル)。排水タンク 24ガロン(90リットル)。アメリカのトレーラーにしてはちょっと少ない気がしますが、エアストリームの小さいモデルは皆こんな感じです。

インターナショナル23ftとかのモデルだと清水タンクは39ガロン(147リットル)の大きいものですが、排水タンクが22ガロン(83リットル)しか無かったりととてもアンバランスに感じます。

このあたりのバランスが良くなるのは二軸以上の25ftクラスから、ですので無改造で快適に使えるのは1200万円くらい?え、もっと?、、とにかく高額な車両からになりそう。

スポーツの16ftに至っては排水タンクがグレーとブラック混合!!というとんがった仕様。。80リットルしかない混合汚物が満タンになるのはかなり早いと思うんですが、、汚物が混ざった時点で遠方では処理が困難です。どうすんだろ??

エアストリームのヒッチ荷重

泣く子もだまるエアストですから、ヒッチ荷重も車両重量も超ド級です。

一番小さい16ftのスポーツでも158kgとか書いて有ります。これ、クラス2のヒッチレシーバーじゃギリギリ。積載物の場所によってはさらに過大になる可能性もあるので、22ftのヒッチ荷重178kgなんてとても普通の車じゃ牽ける気がしません。

それ相応のヘッド車両+ウェイトディストリビューションヒッチは必須の重量です。

オフィシャルの「軽くて乗用車でも牽引出来ます!」(ホントカヨ)とか書いて有るスポーツのグレードでもこの調子ですから、これ以上のグレードの車両も推して知るべしで御座いまして、牽引車もごっそり「それ用」に用意する必要があるようです。

ちなみに、フライングクラウドの19ftの小さいトレーラーでヒッチ荷重250kgです。

25ftのはね、え〜とえ〜と、、、379kgだよ。(´・∀・`)

おしまいに

以上のように、調べれば調べるほど現実離れしたそのスペック。小さい日本にジャストなモデルは肝心の給排水がスペック的に微妙です。700万以上も出した車両にドリルやノコギリを向けられません。。

と言う訳でやはりエアストリーム。触れてはいけない物で御座いました。そんな実現不能な夢よりもこっちの方が遥かに現実的な車両ですな。これについてはまたの機会に研究致しましょう!

ありがとう御座いました。

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