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DIYでアウトドア派気取りの手作りステッカー

一見するとごっちゃごちゃの混沌とした車やギアに張られた紋様の数々。

しかし、その1つ1つを注視してみると、持ち主の趣味嗜好、憧れや嫉み恨みが折り重なるように綴られるようだ。

その人間がどこから来て、そして何処に行くのか?時には羅針盤の様にオーナーの行方を明らかにし、渡り歩いてきた人生の遍歴すら見るものに語りかける。

そんな自らを表現するようなステッカー群を用意するには存外お金がかかるものです。

さぁ、いつものように手作りしませう。

 

素材集め

目の前の魔法の機械に既に立ち上がっているウェブブラウザの検索窓が見えますでしょうか?そこにおもむろに「logo hogehoge」と入力し検索してみます。hogehogeにはお好きなアウトドアウェアのメーカー名でもなんでもお好きにどうぞ。

気に入ったロゴデザインのなかでも出来るだけファイルサイズの大きいモノをローカルフォルダに保存します。

出来れば400px×400px以上が具合がいいですね。1辺が1000pxあるともう神様扱いです。

A4に配置

たくさん張りたいので出来るだけ集めます。とりあえず40個ほど集まったのでA4サイズの画像ファイルに適当なサイズになるように並べます。出力解像度は144dpiにしました。深い意味は無くプリセット値です。

ステッカーの画像編集

大きさはお好きなふうでよろしいのですが、私は大きいものでも26cm弱。平均は10cm前後です。

A4サイズに並べるのは、ステッカー印刷シートに合わせるためですね。1シート10枚程度のステッカーが出来ます。

どうでしょうか?かなりステッカー達が語り始めたと思います。ジャンルはテントなどギア系、ウェアー、フライフィッシング、鉄砲にロッジ、お肉やさん。自分が好きなジャンルを網羅しております。ちなみにHillebergなんてお高いテントは持っていませんが、ここは見栄をはってみました。

並べたステッカー

モステントのロゴが欲しかったのですが、ステッカーになるような解像度の画像がググっても見当りませんでした。

モステント保存協会静岡支部としてはMossステッカー無しには手作りステッカー計画が台無しです。これは自分で用意するしか無さそうです。

下絵も手作り

テントを持ってきて素材の撮影開始。

pb170162

パシャ!

pb170161-1

ベクタードローなソフトでアウトラインをトレースして作成します。

生地が凸凹していてアウトラインが書き難いです。ざっと書いて山勘で修整。。

mosslogo

出来ましたのでこれも並べます。

おもむろにプレゼントコーナー

moss_skymoss_navymoss_sand

今回制作したなんちゃってクラッシックMoss Tent logoデータをプレゼントです。そんなもん要らんっ!とおっしゃっても置いておきますので是非どーぞ。

大きさの確認

並べたデータを一度プリントしてみます。

切り取ったステッカー下絵

実際にプリントして並べると思ったよりも小さいステッカーがありますのでここで大きさを修整しておきます。

 

手作りステッカー用紙はけっこうお高いので小さ過ぎたり、はみ出したりしたらプチショックですので。

このテストしたプリントは後ほど位置決めの時に使用しますので取っておきましょう。

手作りステッカー用紙

今回用意したステッカー用紙は二種類。

エレコム製、強力粘着タイプ。屋外OK、耐水!と書かれたこちらA4が2枚700円ちょっと。基紙が白色です。

エレコム 手作りステッカー 自動車・自転車専用 A4 ホワイト EDT-STCAWN

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同じくエレコム製、自動車、自転車専用。基紙が透明なタイプ。値段もほぼ同じです。

エレコム 手作りステッカー 自動車・自転車専用 A4 透明 EDT-STCAS

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プリントしてみた所、色の乗り、シャープさは同等で、UVシートも全く同じものでした。


後日談 2018/4/10

エーワンのもうちょっと安いステッカーシートも購入しましたが、1年半たった今こちらは微妙に剥がれてきている所がありました。よってエレコム製がおすすめな気がします。


実際に貼ってみると、思ったよりも透明シートの方が高級感があります。

出来上がりのステッカーの厚みが、ホワイトフィルムの方が若干厚いのが印象の違いかもしれません。なんとなく紙っぽいと言うか野暮ったいと言うか。

透明フィルムの車両用はスッとした出で立ちでいかにも優等生。

pb190186-1

空気を入れないようにプラスチック製のスクレッパーでしごくように貼り付けると調子良しでした。

pb190183

圧着不良は水分の進入によるハガレの原因ですからしっかりと圧着。下の写真のようにクモって見える部分はしっかりと付いていません。

pb190184

スクレッパーでこするときれいに圧着されます。キレイになったのが分かりますでしょうか?

pb190185

 

切り抜くにはデザインナイフがオススメ。後述のカッティングシートで作るステッカーの際にも活躍します。

完成ステッカー

テストしたプリント片達の裏側にマスキングテープを張って位置決めに使いました。

ドア周辺に適当にごちゃごちゃさせますが、いまひとつ。

仮留め

リアのコーナー部分にかかるように張るのが好みでしたので大まかな貼り付け範囲をマスキングテープで示して、貼り付け開始です。

ステッカーの範囲

大きめのステッカーは手だけで貼るとどうしても気泡が入ってしまいました。面倒くさがらずスクレッパーを使いましょう。

気泡が入らないように端から押し出すように徐々に貼っていきます。

大きなステッカーの貼り方

完成。背面から側面へと継ぎ目無しにステッカーが繋がっています。ラウンド形状のT.Globeはこの感じも独特です。

左リアステッカー

pb210211

 

ポプシクルロゴは外せません。

 

完成3

 

カッティングシートを使う

40cm〜の大きなステッカーには単一色でしたらカッティングシートが自由なサイズで作れてよろしいです。簡単に作り方をご紹介。

先ほどのデザインナイフ、スプレー糊、マスキングテープ、各色カッティングシートを用意します。

道具

下絵が十分乗る位のカッティングシートを用意し、スプレー糊を一吹きして下絵をしっかり貼り付けます。

接着した下絵

ナイフを使って輪郭を切り抜き。

切り抜き

余分なカッティングシートを取り払います。

カッティングシートの余分を取る

下絵とカッティングシートをカバーしているアプリケーションシートごと取り払いカッティングシート本体を露出させます。

下絵の除去

台紙から剥がした時のズレ防止に幅広のマスキングテープを貼り付けて転写準備完了です。

準備完了

台紙を剥がして貼り付け、完成。

リア正面ステッカー

 

おわりに

以上が手作りステッカーの作り方でした。自分の好きなメーカーやお店のロゴで自分の車両を飾るのは楽しいものです。愛着もますます湧くようになりますから是非オススメ!

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