まえがき
オフシーズンの間、徐々に物置化するのも薪ストーブの避けられざる宿命なのでしょうか。我が家の薪ストーブの準備は「おかたづけ」から始まるのです。
おかたづけが終われば、本日のメインイベント、煙突掃除です。
毎年行わなければならないイベントではありますが、煙突内のスス汚れなんてはっきり言ってちょっとだけ。これも性能のよい煙突のお陰ですが、こんなちょっとしかススが取れないのに、毎回そこまで意味がある行事なのか?と疑問に思わずにはいられない行事でもあります。
そんな存在価値からして微妙な行事ですから、他人にお金を払ってまでやる価値なしとの判断により、いつものようにDIY。
ストーブとの接続部の分解
スライド煙突部分をぐりぐりっと上げて、断熱材を取り払います。
30度曲がりの煙突など、一直線では無いストーブは屈折部分でくるっと回す事が出来ます。すると写真のように一番下を横にずらす事が出来ます。
スス受けの取り付け
ずらした煙突にスス受けのビニール袋をテープで固定します。これで室内は全く汚れません。
準備万端整いましたら屋根の上に登りましょう。
最上部の煙突の取り外し
私の家の煙突は屋根最上部より2.1m程突出していますので、最上部の煙突1mを取り外します。バンドを外して煙突に抱きつき、捻るとカチっという音と共に外れます。
これをやらないと、差し込み口が高すぎてブラシ掃除が大変です。高所ですから安全第一。
ブラシで掃除
さて、腰高になった煙突を確認すると、細かいススが付いていますネ。
ストーブトップは温度が急激に下がる所で、一番ススやタールが溜まりやすいのです。我が家の煙突もご多分に漏れずトップが一番汚れています。
煙突ブラシを繋ぎながら上下させつつ、回転もさせて一番下のスス受けまで届いた事を確認して引き上げます。
一往復でもう殆ど付いていないくらいキレイになりました。
掃除後のススの総量はこれだけ。
なんともやりがいの無い掃除です。
完了
鋳鉄のドア部分が若干錆びているのでストーブペイント(本体に付属でした)を塗って、ガラスをティッシュで拭いて完成です。
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