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LPガスの充填問題 制度化で一応解決されそう

以前からプロパンガスの充填拒否問題を取り上げていますが、2022年になってようやく進展しそうです。
過去の記事はこちらですね。

プロパンガス(LPガス)ボンベの充填拒否問題

皆が納得する形での解決とはなりそうもないのですが、とりあえずの落とし所としてまぁこんなところかなぁといった印象ですので以下にご紹介。

ガスボンベ

私全然知らなかったのですが、5月にプロパンガスの充填についてパブリックコメントを募集していたようで、それが取りまとめられ次第今後のLPガスの質量売りの関する基準や運用の改定が始まるそうです。
以下リンクです。

告示改訂案

https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/hoan_shohi/ekika_sekiyu/pdf/015_03_00.pdf

通達改訂案

https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000235059

どちらを見てもよくある法律文の一文がめちゃくちゃ長い難解な日本語で表現されており(笑)、非常に疲れますがざっくり言えば「講習受けたものは今までの30分ルールは適用されない」というわけです。

 

あぁやっぱりですか、と言いたくなりますが例によって新たに受講制度を設置して、有効期限5年の許可制度にするらしいです。

講習の内容は4項目。それぞれ1時間くらいで合計4時間。理解度を確かめろとの事ですからテストでもあるんでしょう。受講料がいくらになるかは分りませんが、これを受ければとりあえず、日本全国どこでもLPガスの充填が可能になります。

販売者は量り売り時にこの講習受講者証のようなものを確認して、何かあったときは「全部自分でやります!」の確認書面にサインをさせる決まり。

これにて責任転嫁を終了というわけです。

相変わらず子供相手みたいな決まり事を都度設けなきゃなにも出来ないお役所仕事にはほとほとうんざりしますが、それでも今までのようにガス販売事業者にすべての責任を押し付ける姿勢よりははるかにマシとも言えると思います。

そんなわけで、現在も30分ルール適用されている全国のキャンピングカーは告示やら通達の「範囲外」で運用されているわけですが、それが今度の改正によりようやく「範囲内」での運用となります。

何か変わったようで、なーんにも変わってないいつもの風景ですが(汗)今現在知らんふりして量り売りして下さっている業者の皆様の対応も変わってくるかも知れません。

私としましては、現在の販売者の方から言われたら受講しようと思っています(^◇^;)

それではLPガス関係のお知らせでしたー。

 

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