つい先日に、「DIYでガレージを作ろう!」とか大風呂敷を広げた分際で非常に恐縮ですが、まず、DIYガレージとは全く関係ないお隣様との仕切り壁が切実に欲しくなってしまいましたので、まずは目隠し壁からサクっと建造しましょう!
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何故目隠し壁か
当HPを以前からご来訪下さっている方々にはお分かりになっている方もいらっしゃいますが、何を隠そう、我が家は住宅街の一角に位置しております。おまけに細長い土地で冬の日当たり劣悪な場所です。
お隣様との距離もかなり近いので、過去には「DIY自転車置き場」や「モノオキ小屋」等の建築物で北側お隣様との距離感を調節して来ました。
今回は南側お隣様との隔壁です。
これが以前から頭痛のタネでして、以前ご紹介した北隣様からのリビングビューが我が家の玄関先!という微妙に私の設計ミスから起こった問題は「DIY自転車置き場」にて解決したのですが、南隣さまからのキッチン換気扇の排出物が「タバコのケムリ」だった事も想定外な事実でした。
悪い事に換気扇の排気先が我が家の庭!っていうかT.Globe(キャンピングカー)の真横!タバコを吸わない我が家にとってこれはちょっとイヤンってな塩梅です。真っ白で美しいキャンピングトレーラーが真黄色になる前になんとかしなければいけません。
そこで、地上から3mほどの位置にあるキッチン換気扇からの排気臭を跳ね退ける我が家最大の「盾」を建造!スーパーコンピューターを用いた緻密な風洞計算上では、東風メインな我が地域ではお隣様より排出された臭気は壁の間を通って東道路側に排気されるハズです。っていうかそうあって欲しい!
出来るだけ簡単にH3000 W5460の木製壁を建造したいところ。構造は鉄骨柱に杉板を打ち付けるだけのカンタン仕様に致しましょう。
さあ、いざ掘らん!
穴掘り道具2選
ポストホールディガー
今回新調した穴掘りツールがこれです。そのなも「ポストホールディガー」
ぐさっと突き刺してハサんでポイ!これを永遠繰り返し直径にして15~20cmほどの穴をお好きな深さに掘る道具です。
3mの支柱であれば1/6以上の深さ(50cm)以上は掘りたい所です。安全をみて実際には1/5の60cm以上を埋設します。
3年前、我が家建築中に電気屋さんが支柱を立てる際、使っているのを目撃してノウハウを伝授して頂き予備知識は既に入手済み。ホームセンターで売っているような安物でも数をこなさない素人にとっては必要にして充分です。
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そんなわけで最安値のトンボ製の縦穴掘り機。いらっしゃいませ。
しかし、こんなんで本当に穴が掘れるんでしょうか?新規で購入した道具で不安な心境になるのは久しぶりです。
早く、、ほ、掘りたい。。
突っつき棒(短、長)
我が家のような造成宅地は地表から1mくらいまではかなりのガラガラした石が敷かれていたりします。
石にぶつかるとポストホールディガーも滑ってばかりで歯が立ちません。そんな大物の石は棒で突いて手動で取り除かねば先に進みませんので、小さめの棒を用意しましょう。
ちなみに私のは鉄筋の切れ端と落ちてた木の棒。これで充分です。
実際に掘ってみよう!
最初はツルハシで
地面は一番上が結構固いので始めからホールディガーでやろうとすると、中々進まずに心が折れます。折角道具を買ったのにいきなり鉄屑にならないよう、最初の取っ掛かりだけツルハシでワシワシと掘ってしまいます。
ちょっと掘れればそこからは割と柔らかめ。なんとかなりそうな固さです。
基本動作
ホールディガーの基本動作は、、、刺して、掴んで、土を出すです。原始的に繰り返すだけ。出来るだけ「無心」になり、掘り進めます。
やっていれば自ずと基本動作は理解出来ますが、以下の二動作が基本でありましょう。
突き刺してまわす
突き刺してまわすことで土をほぐします。ほぐれた土をワシっと掴んで掻き出します。
突き刺して倒す
ある程度進んだら新しい動きで固い地面をやっつけましょう!突き刺して倒す!これです!
赤い丸付近を支点にして矢印方向に倒します。これを左右交互にぐりぐりと。
歯が立たない石の場合
こんなのが取れた時には酷い便秘が解消したかのような爽快感!穴掘りが止まりません!(泣)
完成
掘りおわった穴。30分ほどで70cm近く掘れました。中々使える。狭い所で直径15cmほどです。
使用感
同じ深さの穴をツルハシとスコップで掘ったらおそらく倍以上の時間がかかると思います。肉体的疲労感も半分くらい。残土の量が物語りますね。かなり少ない残土しか出ません。
まとめ
今まではツルハシとスコップで頑張ってきましたが、この残土の量はけっこう画期的です。調子にのって植木を4本買ってきて植樹。普通のお父さんが土建屋さんにも植木屋さんにもなれる魔法のハサミ。それがホールディガーなのです。土ほじりフェチ?には超オススメ!ぜひどうぞ!