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ウェーダーの修理 

来たキタキタ〜〜!!遂にやって参りましたっ。二年に一度のカーニバル!アイダホ釣り旅2018!来月5日~15日までの11日間!周囲からの冷たい視線を感じながらもなんとか勇気を出してお休みを取りましたので(^◇^;)只今絶賛準備中なのです。と言う訳で準備第1弾。釣り用ウェーダーの修理ログであります。

今回偶然発見しました、「パーツクリーナーを使っての水漏れ箇所を特定する方法」。我ながら恐るべき大発見!!世界中の貧困にあえぐフライフィッシャーやその他釣り人に愛の手を!今まで漏水過多で破棄していたようなウェーダーを修理しながら長く使えるので非常にエコ。っていうかお財布に優しい(最重要)!!

この大発見を拡散すべくコンテンツを書く準備をしていた所、さらに驚愕の事実が!!なんと!!

このウェーダー修理方法、実は周知の事実であったのですლ(ಠ_ಠლ)

これっぽっちも新発見じゃなかったw

相変わらず3周遅れな私ですが、4周くらい遅れている釣り人も居ないとも限りません。そんなわけでご紹介です。

今までのウェーダー修理方法

その一 ウェーダーに水を入れる

用意するのは水と油性マジックペン。ホースを突っ込んでひっくり返したウェーダーの中にジャバジャバと水を入れた後、眺めたりさすったりして水がしみ出てくる部分を探し、ペンでマーク。

その二 たらいの中でブクブク

水を張ったたらいの中に空気が出ないようにしたウェーダーの裾を突っ込み、膨らませてつつ押す。空いた穴から気泡がブクブク出ますので水から引き上げてペンでマーク。

その三 石鹸水でブクブク

たらいの代わりに石鹸水を用意。パンク箇所’らしい’場所に塗りたくってウェーダーに空気を入れて膨らませ、シャボンが出る所を特定してペンでマーク。

今までやっていた修理方法ですが、どれもイマイチ。一発で修理完了という訳には行きませんでした。

そもそも、ウェーダーに空いた穴は大から小まで様々ですから、大きめの穴ならまだしも、穴の小ささによってはそこそこ水圧が掛からなければ水が入って来ないものもありますから、目立ってピューっと水が吹き出すトコロを修理して再度チェック。また漏水個所を発見→修理のループになります。。

3回も繰り返すと「もう、、いいや」の心境になりますので、微妙なピンホールまで修理出来ず、作業終了。当然、大きな穴は塞がれますから釣りをしていても大濡れはしませんが「なんか微妙に裾や股間が湿ってるw」みたいな出来上がりとなります。

今回も上記「その一」の方法で漏水個所をチェック。さぁ接着の段階で念のためパーツクリーナーを吹いて脱脂したところ、

パーツクリーナーがしみ込みます

穴空き箇所にパーツクリーナーがしみ込んでるるる!!??漏水個所が一目瞭然!!これ分かりやすい!!さて、以下手順です。

用意するもの

シームグリップ少々

別にシームグリップじゃなくても防水機能有りのボンドで良いのですが、アウトドア用途では絶大なる実績を持つ定番を使いました。

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パーツクリーナー適量

これまたパーツクリーナーでは無く、揮発性の何かであれば事足りるようです。無水アルコールなんて良さそうですがまだ試していません。安くても事足りますのでパーツクリーナーを選択。

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手順1 パーツクリーナーを吹く

最終的にはウェーダー全体に吹いて空いているピンホールは全て塞ぎますが、あまり広範囲に吹いても速乾性の為、すぐに乾いて目印の染みが見えなくなりますので、部分的に吹いてマークします。

ブシューッと吹くと、アラ不思議、ピンホールがアチコチから浮き出て来ます。

で、こんなに沢山穴が空いてましたww

穴だらけのウェーダー

えぇ〜、どんだけぇ〜(;゚д゚)

使っててもここまで穴だらけだとは思いませんでしたが、もしかしたら100箇所近く空いてるかもしれません。。

ウェーダーの生地が二重になってる補強された部分の穴あきは全く無し。二重になっていないふくらはぎの内側なんて、、まぁ

ふくらはぎの内側

こんな感じ。この写真部分だけでも28箇所も穴が空いてる。。漏れ方としてはピューってのじゃなく、しばらくするとジワーっと濡れてる感じでした。今まではゴアテックスの素材がやれて剥離したのか?とか思っていましたが、かなり小さなピンホールの集まりだったようです。

手順2 シームグリップで補修

穴をマークするよりも簡単です。チューブから直接ペタペタするだけですから。100箇所くらい5分で終わっちゃいます。穴ではありませんが、縫い目のシール部分もパーツクリーナーが浸透して黒っぽくなる部分がありますのでシームグリップを広めに塗って付属の筆でペタペタと。

縫い目のシール部分

副次的な効果としましてこれだけ穴を塞いでも、シームグリップが殆ど減りません。ピンポイントで修理する事で修理後のゴワツキも最小であります。

注水テスト

注水テスト

カンペキニドライデス!!

おまけ

前回のキャンプの時にトレーラー内のFFヒーターに引っかけて破けたスリーピングバッグもついでに修理。

応急処置で定番、ダクトテープを貼ってあります。

スリーピングバッグ

なるべく平らにしてシームグリップをペタペタ。ビニール袋を上から貼って養生後、固まったら剥がして完成。このスリーピングバッグも20年使ってるな。。まだまだイケル!

まとめ

こんな数のピンホールも全てはヘンリーズフォークの土手沿いに咲くチクチクの植物による攻撃の痕。遥かなる釣り旅には付いて回る向こう傷なわけですが、もうこれからはあの「チクチク植物」も怖くないゾっ!!パーツクリーナーなんてものはアメリカ辺りだとコンビニでも売ってる代物。大量の水やら、大きなタライも必要なく何処でも修理出来るようになりました。

補修用のシームグリップを「UV硬化型補修材(これもアウトフィッターで入手可能)」にすればキャンプ場で即座に修理→即釣り!みたいな早業もこれで可能に♡

ただ、ネオプレーンのソックス部分は素材全体にパーツクリーナーがしみ込んでしまいますので判別不能。ネオプレーン部分のみ従来通りに水を満たしたパンク箇所発見方法で対応するのが吉です。

古くはアングラーズハウスからフォックスファイヤー、パタゴニアとウェーダーを使ってきまして現在のSIMMSに落ち着いておりますが、中でもかなり丈夫でお気に入りだった現在のウェーダーも遂に買い替えか、と思いきや偶然発見したこの修繕方法でまたしばらく使える可能性大。ダメだったら現地で捨てて新しいのを購入しましょう。

大丈夫そうならば浮いたお金でステークをいつもより5枚多めに食べよう!!

それでは今回はこれにておしまいです。

ありがとう御座いました。

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COMMENTS

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    なんと!USAまで単独釣行とは…
    羨ましいかぎりです。釣果と旅の記録を楽しみにしております!
    決してOMIYAのおねだりではございません^^;

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      ポプシクル 6年 ago

      kapitanさん いつもありがとう御座います!
      明後日出発なのでなんだかドタバタして更新もままならずスミマセン!
      旅先から富裕層のモーターホームウォッチングをお送りしますのでよだれ掛け持参でまたご来訪下さいませ(笑)

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        承知しました。
        my YODAREKE吊るして待ってますよ〜!
        気をつけて行ってきてくださいね。

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          ポプシクル 6年 ago

          ありがとう御座います!行って来まーす( ´ ▽ ` )ノ

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