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Jeep JK ラングラー ブレーキフルード交換

前回の車検時24ヶ月点検にてチェックはしましたが交換せずに放置中だったブレーキフルードの交換です。一応、指針としましては「2年の車検時に交換」となっております油脂類ですから3年間放置していたのは少しばかり怠けすぎですね。

まぁ放置してしまっていたのも「ブレーキ」なんていう命に関わるものは極力触りたくねぇ!というビビリ心理が働いていた事に他ならないのですが、車イジリを趣味にしている今日この頃の俺にとってこの低きハードルは是が非でも乗り越えなくてはならんっ!

というわけで覚書きです。

必要なもの

D0T3 ブレーキフルード

JKラングラーのブレーキフルードはDOT3のフルードを使えば良し!との事でしたのでここは天下のトヨタ様純正 DOT3ブレーキフルードを調達。amazonで1,400円くらいでした。

DOT4の高級な方はどうか?とも思いましたが「余分な金使う位なら安いDOT3のオイルを沢山買ってフラッシングしろ!」と海外掲示板のお告げがあったのでその通りにします。1リッター注文。

ワンウェイバルブ

作業は2人でやる予定なので本来は必要ないのですが、フェイルセーフとしまして一方通行バルブを購入。間違っても吸い出したオイルや気泡が元に戻らないようにするためのものです。

メガネ又はフレアナットレンチ

ブリーダープラグのナットサイズは対面幅11mmだったので7/16のフレアナットレンチを使いました。ブリーダープラグにシリコンホースを繋ぐ前にメガネレンチをセットしますが、フレアナットレンチだと後からでも差せますので便利。

シリンジ、又はオイルチェンジャー

ブレーキフルードタンク内のオイル抜きに使いました。別に無くてもOKですがペットボトルに溜まった廃オイルを抜くのに便利です。

作業準備

リザーバータンクからオイルを抜く

ブレーキフルードのリザーバータンクから古くなったフルードを抜きます。あまり抜き過ぎるとエアーを噛んでしまいそうですから程々に抜き、新油をたっぷりと入れておきます。

タンクからオイルを抜く

 

養生

念のためいらない布等でリザーバータンク周辺を養生しておきます。ブレーキフルードが塗装面に付くと塗装が痛むのだそうです。

養生

 

ジャッキアップ&タイヤ外し

後から気付いたんですが、ラングラーのような下回りに余裕がある車はタイヤ外さなくても良かったかも。。労力の6割は「タイヤ外し(1本40kg)」だったので次回は下に潜り込んでやってみます。2年後ですが(^◇^;)

フルード受けを組み立てる

500mlのペットボトルを用意してシリコンホースとワンウェイバルブを繋ぎます。ペットボトルの首には針金で作った引っかかりを付けました。

フルード受け

キャリパーの内側にブリーダープラグがありますからゴムキャップを外します。写真下はキャリパーを真上から見た写真。さきっちょのヒダヒダがゴムキャップです。

ブリーダープラグの場所

シリコンホースを繋いで

ブリーダープラグに接続

フレアナットレンチを差し込んで準備完了。写真だとシリコンホースがだらんと垂れていますが、ブリーダープラグよりも上に保持する事で気泡が元に戻り難くなります。

ブレーキフルード交換の準備完了

作業順序

マスターシリンダーがどこにあるかよく分からんのですが(汗)恐らくこのリザーバータンクの周辺にあるのでしょう。。と言う事で運転席の前にマスターシリンダーがあるとすれば、一番離れたブレーキは助手席側リアになります。

リザーバータンク

マスターシリンダーから離れた場所から作業するのがセオリーだそうですから左リアから始めます。左リアの次は右リア→左フロント→右フロントの順で作業しました。

交換作業

ここからが本番。ヘボったら事故まっしぐらですからかなりの真剣モードで望みます。真剣過ぎてこれ以降の写真1つも無しです。。

今回の作業者は私+息子(小5)です。息子はブレーキ担当。車のブレーキを踏む為にお前は生まれてきたんだ!しっかり頼むぞ!と伝えます。

命を託すには微妙に頼りない相方ですが、入念に打ち合わせ&イメージトレーニングを事前に行います。基本動作は下の2つ。

動作その1(フルード送り)

  1. ブレーキを踏む
  2. ブリーダープラグを緩める
  3. ブレーキを離して再度踏み込むを繰り返す(4~7回)
  4. (フルードがビュービュー出てきます)
  5. ブレーキの踏み込みを確認したらブリーダープラグを締める
  6. ブレーキを離す

動作その2(エア抜き)

  1. ブレーキを2度素早く踏み、最後に踏みっ放しにする(ドンドンムギュ〜ってな感じ)
  2. ブリーダープラグを緩める
  3. (ブジューっとオイルが吐出される)
  4. ブリーダープラグを締める
  5. ブレーキを離す

ブレーキ担当者にはそれぞれのブレーキ操作の最後は必ず踏みっ放しにするように念を押します。踏みっ放しにしたら『ハイ!』と言ってもらうようにする事もチームワークを高めるコツ。

ブリーダープラグ担当はレンチで締めたら「OK」とか言ってあげます。言い忘れるとブレーキ担当者はひたすらブレーキ踏みっ放しのまま放置されてしまうので、気付いた時には足筋プルプルの汗だくになってたりしますネ。

それぞれのタイヤで「動作1」を一回、「動作2」を2~3回繰り返して一輪終了。マスターシリンダーから作業中のブレーキの距離に合わせて「動作1の3」のブレーキを踏む回数を増減させました。それぞれの作業でリザーバータンクにオイルを足す事も忘れずに。

作業結果

一週間経っても生きていますので交換作業は無事行えたようです( ´ ▽ ` )ノ

作業前はかなりドキドキでしたが、一通り経験するとなんてことはありませんでした。とは言っても命を預ける装置ですから、毎回細心の注意を払って行わねばなりません。作業難易度は「2」と言いたい所ですが命の色をつけて「3」としておきましょう。

車のDIYオイル交換も残すはデフオイルだけとなりました。いつの日か交換した暁にはまたこちらでご報告します。

今回はこれにて終了。ありがとう御座いました。

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