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JK ラングラー サイドモニターの不調とミラー交換 その2

今回はミラー交換作業編です。

ミラー交換と言ってもラングラーのミラーは「ミラー調整」と「デフォッガー」、左ミラーには「側方カメラ」の配線があるのでキレイに処理する為にはどうしてもドアの内装を一式取り外さなければなりません。

というわけでちょっと順番逆になりますが内装の外し方からいっときましょう。

内装の取り外し

隠しネジの場所

隠されているネジはドアの手掛部と

隠しネジ1

ドア開閉レバー部です。

レバー部の隠しネジ

レバー部のネジは大小一個ずつ見えますけど、小さい方のみ取り外せばOKです。大きなネジはレバーの基部をドアに留めているネジなので、これ外すとレバーごと外れちゃいますのでこちらはそのままで。

上の小さいねじを外すとドアレバーまわりの枠が外れます。

ドアレバー部

ドアのネット下に2本ネジが見えていますのでこれらを取っ払ったら内張の下側から手前に引っ張りつつ外していきます。

全部プッシュピンで留まっていますが真ん中のほうにもピンが配置されていますので、隙間が出来たらなるべく奥まで手を突っ込んで外すようにすると良いです。

内張の内部

真ん中の方までピンが結構入っているので、思い切り良く外さないとなかなか進みません。

ピンが全部外れると一番上部がガラスの窓枠に引っ掛かるように固定されているので、一番最後は外れた内張を真上に上げるようにすると一式取り外せます。

ラングラーのドア内部

コネクターは2本。ひとつはワンタッチで外せますがモニターと繋がっている配線はモニターの台座(+ネジ4本で裏から留まっています、要精密ドライバー)をまず取り外した後でないと、コネクタが外れません。

左ドア内部がこうなっているって分かっていたらプラスドライバーを手の届くところに用意しておいたんですが、毎度の事ですが開けてみないと分からない作業で今回も何度かつまずいてます。

ミラーの取り外し

ミラー取り外すだけならドア内部のT40ボルトを2本外すだけで簡単に引き抜けますが、今回は後ほど新しいカメラを設置する為に既存カメラの配線もチェックしたいので、出来るだけミラー本体も分解してチェックしてみました。

ミラーの分解

まず、ドアにミラーが付いた状態で鏡本体を手前に引っ張るとバキっとかいって外れます。思い切りやるとミラーが割れますので注意です。右ミラーを割った私が言うんだから間違いありませんw

 

ミラーをとるとミラー調整用のモーター部が露出するのでこの真ん中のビスを一本取るとモーター部が外れ、まわりのビス3本取るとミラーのガワとモーターマウント部が分離出来ます。

こちらのミラー下部のネジを一本外せば

このように

スッポリ抜けるはずなんですが、これがめっちゃめちゃ固く固着しています。ミラー本体を車体から外す前にこんな感じで

プライヤーを使って捻ったり叩いたりして助手席側はなんとか抜けましたが、運転席側は分解を諦めました。それくらいくっついてしまっていますので、時には諦めも肝心ですね。

新しいミラーの取り付け

お手製のミラーマウントを取り付けて

クランプで挟むだけで新規ミラーの設置は完了。

 

故障箇所

こちらが分解した側方カメラの信号線です。

ラングラーのサイドカメラ配線

カメラはPanasonicのCY-RC90kdでした。

無駄に高いカメラ付いてるな。。。

この時点でカメラ故障の可能性が薄まりました。中華の変なカメラが付いていると思ってたのですが。

白線と黒線がCOM(-)で、赤線が電源(+)、茶線が映像信号でした。テストしてみるとやっぱりしっかり写ります。って事でモニターが逝ってしまったようす。

Panasonicのカメラは四角い形状で取り付け面倒ですから、丸いはめ込み出来るカメラを新しく調達。お値段純正比1/10のもちろん中国製ですが、レンズ部分がキョロキョロ出来ますので調整が簡単なはず!という単純なチョイス。

カメラは既存のミラー取り付け部を利用しますのでこんな部品を製作。

錆び止めべったり塗って仕上げはガンダムカラーのMSホワイト(連邦軍モビルスーツ系)なのだ。

固定は両面テープで充分です。

既存配線を使って新しいカメラの信号線をドアに引き込み配線。

コードステッカーとインシュロックは必須です。

カメラを取り付けて、助手席側ミラーも設置完了。

ドア部の純正モニターは使用中止。現在はフロントカメラでバンパー直前を常時表示している5inchチビモニターにマルチカメラスプリッターを使って前方側方の2画面表示にしました。

マルチカメラスプリッターを使うと上下2画面とか左右2画面、3カメ4カメ色々配置出来ますからこういう用途には便利です。それぞれのカメラで正像、鏡像を設定可能。

使用を中止したドアモニターの配線から電源をとれば、ラングラーの側方モニターオンオフスイッチとサイドカメラが連動出来るので中々カッコエエというわけです。

下写真がモニター用の配線カプラー。はじっこの赤、黒からカメラ電源をとりました。

写りはまぁ値段なりwという感じでしょうか。見えてりゃそれで車検はOKですから必要充分ですね。

内張を元通りにして、、でけた。。部品から作ってたので長かった。。

完成

ドアを全開にした図。カンペキデス!

あ、忘れてた。ドアミラー移設後の穴埋め用フィラーが売っているんですが、USアマゾンだと送料込みで48ドルとかしやがります。

こんなもんに6500円も払えっかよべらぼーめという事でホムセンで円形のスポンジか、塗装するなら円形ゴム買って来て両面テープで貼り付けると吉です。

3mm厚くらいが丁度良し。薄いと穴の凸凹が表面に出てしまいます。

サイズは直径100mmがぴったりでした。

 

使用感

1週間ほど側方カメラ無しで走っていたんですが、思ったよりも側方カメラを見ていたようで、なくなって始めてわりと重要だった事に気が付きました。運転席からだと左フェンダーが見えないんですよねこの車。

ミラーのほうは写りが純正よりもワイドになり、車庫入れがとても楽です。取り付け位置が純正よりもかなり外側になったので見通しが利いて位置感覚が掴みやすいようでした。

このミラーはボルトの締め付け具合で動きが軽くも重くも出来るので、高速走っても風圧でズレるなんて事は一切ありません。これは流石ATV用というだけありますね。

これでついにドアレス走行が身近になってまいりました!転落防止のロープでも張れば、晴れてお巡りさんの目をはばからず公道走行可能です。

アッパッパーな状態で山に釣りにでも行こうかな〜。

そんな感じで長々とお疲れさまです。最後までお読み頂きありがとう御座いました!

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