2年に一回巡って参ります日本の車検制度ですがこちとらキャンピングトレーラーのカシータも毎回セコくユーザー車検で通してますからこちらも2年に一度。登録年が偶数年と奇数年でずれてますから、なんだかんだ毎年陸運局に行ってますw そんなですからユーザー車検なんて楽勝かと思いきや、さにあらずでお決まりの手続やお約束の順序を毎年きれいさっぱり忘れてしまう等アラフィフ極まってきております。
前前回かな?ラングラーのユーザー車検&構造変更に出向いた時にはユーザー車検アドバイザー的なおじさま(海のリハク)がおられまして、検査ライン内をディズニーランドのキャストよろしく付いて回ってくれたのですが、今回はそんな人もいなくてとても心細い思いをしましたので、次回の為の覚書きをしたためておこうと思います。 多分なんの参考にもならんかもですが、ご容赦下さいませ〜。
目次
整備
整備とは24ヶ月点検の事ですが、こちらからダウンロードして各項目をチェックするだけ。 とはいえそこまで厳密にやってませんが、必須の点検事項は以下です。
- エアフィルターの掃除
- ブレーキパッドの量の確認
- ブレーキフルードの交換
- 灯火とホーンとウォッシャーの確認
- 下回りの塗装
以上少な過ぎでしょうか(汗)。その他は点検整備簿見ながら目視確認したり、ゆすったりさすったりして点検します。 記録簿の中に記載されている項目でわけ分からんのがこちらなんですが 主に公害発生防止装置などの10項目。一番最初こそインターネットで調べてチェックしてみたのですが、「パイプを外して息を吹き込んでみる」とか「目視でチェック」等、結局その部品が何の役割をしていてって所が理解出来ていないと「で?だからなに?」みたいな全く意味不明なチェック結果しか得られません。。 つまるところ、エンジンや排ガスが調子が良ければこれらもすべて調子が良いという全然点検になっていませんが、そういう事にしておきます(汗) また勉強しつつ点検出来るようにいつかなりましょう!と言う事でこちらは完了wこのあたりの部品の役割やらをまた調べてみてまとめましたらアップ致しましょう。
エアフィルターの掃除
2年に一回しかやらないエアフィルタのお掃除。ずいぶん前に湿式の水洗い可能フィルタにしてから車検時にジャバジャバ洗って終わりです。4年くらい使ってますが全然ピカピカ。この調子なら20年くらいは使えそうです(^◇^;)
ブレーキフルードの交換
以前紹介しましたブレーキフルード交換ですが
Jeep JK ラングラー ブレーキフルード交換
現在は上記事中のワンウェイバルブを信用して1人でブレーキフルード交換しています。30分あればこちらは終了。
ブレーキバッドの点検
今回車検時の走行距離は118000キロでした。前回ブレーキパッドを交換したのは56000キロでしたのでほぼ同じくらい走行した計算ですね。
DIYでブレーキパッド交換 Jeep JK Wrangler
で、純正パッドと比べて社外パッドがどの位減ったのか?といえばこんな感じでした。 今回リア 前回リア
ラングラーのブレーキパッドはフロントよりもリアの方がヘリが早いです。チェックしてみると純正と比べて減り具合はほぼ一緒ですね。社外のパッドはブレーキ鳴きが全く無いのでとても快適で、耐久性が同じならまぁまぁいい感じ。もちろん車検場の制動テストもマル。USアマゾンから送ってもらうとかなりコストパフォーマンス高し。 モッタイナイからもうちょっと使おう。半年後くらいにリアのみ交換すればOKですね。
リア用
フロント用
灯火類
電球に関してはヘッドライト以外今まで交換した事がありません。なのでいつ玉切れするかわからないので調べて新しい玉を用意しておきました。
フォグとヘッドライト以外の灯火はだいたい上の写真のかんじ。
T10の5W電球(フェンダーのポシションランプ)
T16の16W(バックランプ)
ウィンカー(アンバー)とブレーキランプ(クリアー)はどちらも3757というちょっと特種なランプでした。インターネットで探しても在庫していない、またはあってもお高いです。ちなみにウィンカーはアンバーですから3757Aが付いています。
近所のオートバックスだと白色ランプの3157 27/7Wしかおいてなかったんですが、下の写真のように出っ張り(白丸内)をニッパーで切れば
3757Aとしてパチンと普通にハマります。
本物3757としてまともに買おうとすると2個で5,000円とかしやがります(汗)こんなだったら3157のニッパーちょんぎり品で充分かもとか思いますね。ちなみに本物3757Aは送料込みでもUSアマゾンが最安。
ニッパーちょんぎりベース電球はこれ。ブレーキ用はクリアー色。ウィンカー用はアンバー色です。ウィンカーだけでも前後2個。ブレーキ含めたら6個も必要ですからお安くセコく参りましょう。
その他ラングラー用灯火車検セット。バックランプとポジション球。
アストロで試しに買ったLEDはT10だけど入らなかった。。そもそも電球で7年くらい無交換ですから、いつ点かなくなるか分からない中華LEDにする必要全く無しと思いました。
下回り塗装
放っておいてもどうって事ないっちゃないんですが、一応下回りチェックの検査員様の心証を心持ち良くすべく、下回りの錆びをプシュプシュスプレーしておきます。
塗料はなんでも良しです。ノックスドールの300使ってますがちょっと高かったけどなんだかんだ下回りにはこれが一番良いです。
下回り以外に使うと渇きがめちゃめちゃ遅いので(1ヶ月くらいかかるらしい)下回り限定です。
5年使ってもまだ半分くらい残ってるすんげー長寿命なスプレー缶。。
検査予約
いつもぎりぎりセーフで予約入れてるのですが、5日前予約で希望日がなんとか空いているかんじでした。万全を期すならば1週間前までには予約すべきと思います。
検査予約はこちら
のウェブサイトでアカウント作って予約します。2年使わないとアカウントごと削除されてしまいますのでご注意です。
ゆっくり出掛けて昼前に終わる2ラウンド目を予約。
テスター屋
陸運局に付いたらまずは近所の適当なテスター屋さんにて光軸のみ調整します。所要時間5分。お値段3,000円なり。高すぎでしょうが!!
ここのテスター屋さんで指摘されたんですが、取り換えたヘッドライト
JK Wrangler ラングラーの曇ったヘッドライトを交換DIY
がハイビームの光軸が全然ちがう!!との事。ロービームのほうがまだ良いそうなのでロービーム側で調整してもらったんですが、IPFのライト使ってる方はロービームでの検査が良さそうです。
陸運支局にて
必要書類
(自分で用意するもの1〜4以外は陸運支局でセットになった物が受付に置いてあります)
- 自動車検査証
自動車税納税証明書(継続車検で納税から2~4週間経過していれば不必要になりました)- 点検整備記録簿(ダウンロードはこちら)(後整備の場合は無くても構いません)
- 自賠責保険(共済)証明書(継続車検は車検証と一緒に保管して有るはず)
- 自動車重量税納付書・印紙(現地で用紙を頂けます)
- 継続検査申請書(3号様式)(現地で用紙を頂けます)(ダウンロードはこちら)
- 自動車検査票・手数料納付書・印紙・証紙(これらは全て陸運支局で入手します)
受付
ユーザー車検受付にて上の書類を一式頂きます。記入後、自賠責2年分(20100円だったかな?)加入。検査登録印紙(400円)、審査証紙(1800円)を購入。揃った書類を受け付けに提出すれば2〜3分で返却されます。
それを持って検査ラインに並ぶ。
外まわりの検査
ライト、バックランプ、ブレーキランプ、ウィンカー、フォグ、ハザード、ワイパー、ウォッシャー、ホーンのチェックを受けます。
驚いたのが今回の検査員さん、ミラーが交換されているのをみて「側方のカメラは写っていますか?」とチェックをしてきました。
ミラーの交換時に側方カメラを別の場所に移設しておいて良かった。
JK ラングラー サイドモニターの不調とミラー交換 その2
なんとなーく確認してOKを出して頂けましたが、側方ミラーと側方カメラが一体のラングラーの車種別特徴を把握しているなんて流石プロだなぁと感心しましたねぇ。もしかしたらスルーされるかと思っていたので、しっかりやっておいて良かったです。
排ガス検査
外まわりが終わったら検査ラインの建屋内で排ガス検査をします。
入ったところの長ーい針金状のプローブをマフラーに突っ込むだけ。なんの操作も必要なしです。検査が終わったら「プローブを抜いて結果を印刷して下さい」ってな事を機械が教えてくれるので、検査表を印刷器に突っ込んでハンコを貰います。
サイドスリップ検査
「停止ラインまでゆっくり進んで下さい」とアナウンスが聞こえるので超微速前進で恐る恐る前進しますが、どこまで進めばいいのかさっぱり分かりません。。
停止ラインなんてどこにも見えませんが、ひたすら微速前進で進んでいると前方の電光掲示に「サイドスリップ○」とか出ていました。なんだか分からないうちに終了。。
ブレーキと光軸検査
そのまま進むと今度ははっきりと停止位置が確認出来ます。その位置でタイヤをのせてスピードメーターの検査。
ドライブに入れてアクセル踏んで40キロに達したらパッシングで知らせます。
そのままニュートラルに入れて合図でフットブレーキ、合図でハンドブレーキを引いて各ブレーキのテスト。
その位置でライトの光軸検査を機械が自動でやってくれて終了。
下回り検査
検査員がピットに入っているのでそこまで移動して下回り検査。書類一式を渡すと検査員の方がミラー持ってのぞき込んだりしつつチェックします。ここも何事も無く終了。最後に記録器に検査表を突っ込んでハンコもらってお終い。検査場を出たところにある「総合判定」ボックスに書類一式を渡してハンコもらって検査終了。
受付
検査終了した書類を提出して新しい車検証を受け取る窓口に(静岡陸運支局だと4番でした)総合判定を終わった書類を提出します。窓口に番号付きのクリップがあるのでそれで留めて提出。
すぐに重量税を教えてくれるので、印紙売り場で金額分の印紙(41000円)を購入。窓口に重量税の用紙を手渡すとすぐに新しい車検証を手渡されました。
テスター屋さんに10時20分に着いて、10時30分から書類書いて10時40分からコースで検。新しい車検証を11時15分に受け取りましたから今回はまぁまぁのタイムでしょう
( ´ ▽ ` )ノ
これで次回はもう迷わないぞ。自分用の永久保存版ユーザー車検の回でございました。
毎度お読み頂いてありがとう御座います!
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