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JK Wrangler ウォーターポンプとサーモスタットとアイドラープーリーとサーペンタインベルトの交換

さて表題通りのラングラーのウォーターポンプとサーモスタットとアイドラープーリーとサーペンタインベルトの交換です。

表題にするだけでもう長ったらしくめんどくさそうな交換作業ですが、どれも一緒にやっておけばそれぞれが大した作業ではありませんのでセットでの作業が吉となっております。

コースタイムは3〜4時間といった感じでしょうか?まぁ当然ながら私は全部で5時間くらい掛かってますけど(笑)

で、最近動画編集が面白くて作業ネタを撮影し、暇な時に編集しつつ遊んでいるのですが今回ももちろん動画付きです。っていうかもう動画さえ上げておけばだーれも文章なんて読んで無い気がしますが(汗)この駄文章作成もライフワークの一つとして遊んでいますので、お暇な方はどちらも楽しんで頂ければ幸いでございます。

今回の動画

トルクスペック

ウォーターポンプ

小さいネジ9本
8ft.lbs=10.8(11)N.m

アイドラープーリー

17ft.lbs=23N.m

オルタネーター

大っきいねじ41ft.lbs=56N.m

ちっこいねじ45N.m(これは適当に締めました。ネットを漁ってみましたが呼称からどのネジか判断できませんでした)

電極のネジ 13ft.lbs=18N.m

 

参考にした動画

おねぇさん整備工が作業してくださっています。私のようなおじさんサンデー整備工よりもはるかに信頼度高くておみそれしますです。

この動画の中で出てくる今世紀最大級の発明と思われるホースクリップ専用のプライヤーを私初めて知りました。

衝撃のおニュー道具

初めてインパクトドライバー使った時の感動が再び!!久々に衝撃を受けました。こんなにすごい道具があったなんて!!!みたいな。

私の動画でも紹介していますがもう大袈裟に演出するほどの衝撃なのです(笑)

しかーもこのプライヤーおなじみamazonで2000円とかでしたw

この高物価のご時世に全く信じられません。サンデーメカニックには十分な耐久性もありますのでコスパ最強&めちゃくちゃ便利。

ちなみにホース外しの相方はアストロだと「ホースプラッカー」なる商品名ですが他だと「ホースリムーバー」と呼ばれていますね。単純にくっついちゃったホースをペリペリーっと引き剥がすための道具。

こんな商品です。

他は特殊な工具全く必要ありません。唯一後悔したのはベルトテンショナーを緩ませるのにつかう1/4の四角頭ラチェットをもっと大きなブレーカーバー付きにすればよかったなと。

テンショナーですからバネで動いているのですが、これがかなり強いバネですから普通のラチェットレンチだと腕筋プルプルです。

万が一四角ビットが外れたらエンジンブロックに顔面強打してしまう恐れもあり、この作業のみ要改善といったところでしょう。

手順

  1. エアフィルターハウジング取り外し
  2. バッテリーターミナル取り外し
  3. オルタネーター取り外し
  4. ベルト取り外し
  5. アイドラープーリー取り外し
  6. 冷却のホース取り外し
  7. サーモスタット交換
  8. ウォーターポンプ交換
  9. アイドラープーリー交換
  10. サーペンタインベルト交換
  11. 全部元に戻す
  12. クーラント液補充

箇条書きにすると結構ありますが、どれも苦労する事なく作業完了しますので前回の精神的プレッシャーを伴う「エンジン内部品の交換」よりも全然お気軽です。

注意点

軽作業ばかりの今回の交換作業ですが、一つ注意するとしたらウォーターポンプのネジです。

9本ネジがあるんですが、内4本は長いネジです。しっかり記録しておけば良かったのですが、なんだかんだ作業しているうちにやっぱりどこのネジなのか分からなくなってしまいました(汗)

確認方法は長いネジをとにかく手で入れて行き、途中で止まったらそこは短いネジだった、みたいな判別方法を繰り返すしかなかったので新たに作業される方は是非お気をつけください。

冷却水のエア抜き

全量クーラントを抜いた場合はこちらの動画では8リットル??くらい?って言ってました。

12-17 JEEP Wrangler 3.6L Thermostat Replacement FAST Overview P0128 + Cherokee

全部抜くのは逆に大変ですから今回は多分4~5リットルだったと思います。

エア抜きの大まかな作業は動画中でもありますがサーモスタットにつながる太いホースをもみもみするとエアーがブクブク出てきて液面が下がります。それを補充を繰り返すだけです。

ネットで検索するとエア抜きのお作法は以下の通りです。

クーラントの補充をした後エンジンをかけます。

ヒーター全開で「ラジエーターのファンが回るのを待ちます」

ファンが回ったら液面が下がるのでまた補充し、ラジエーターの蓋を閉めて終了。

といった感じですが、ラングラーの場合はこれだとなかなか作業が終わりません。なぜならファンが回り始める温度が108度前後だからなんですね。

108度と言ったらかなり高い温度ですからラジエーターの蓋開けたままだと寒い時期だとなかなかそんな温度になりません。

本国フォーラムで調べたところラングラーのサーモスタットが開く温度は88度前後、100度で全開になるそうです。

ですから100度くらいまで暖気したらもうラジエーターの蓋を閉めて終わりにしました。後日、エンジンが冷えている時に再度補充するくらいで良いかと思います。

総括

今回の作業の難易度は星三つです。お気楽なサンデーメカニックに最適な軽作業でした。エア抜きのやり方がわかっていればもうちょっと不安度が少なかったと思いますが、知っていれば全然問題ない作業でした。

最近はラングラーの整備ネタばっかりですみません。またカシータ引っ張って牽引動画でも撮影したいところですが、4月はほぼ予定が埋まってるるる〜いと悲しな昨今です。

というわけで今回はこれにて終了です。

お読み頂きましてありがとうございます〜!

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