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ゴールデンウィーク 能登キャンプその2

家族旅行村Weランドキャンプ場での充実の3日間を過ごしまして次に向ったのは輪島市です。こちらでは2日お泊まりしまして(トレーラー電池の)英気を養いました。

輪島と言えば朝市ですが、個人的にはそれよりも能登半島から日本海の展望を期待して訪れたのですが、いろんな意味で太平洋側とは違う奥ゆかしさと言いますか、何気無い美しさがそこかしことちりばめられているんですね。

そんな日本的な自然の美しさと街並みが実にマッチしていて居るだけで気持ちよし。朝市とか観光地はまぁ観光地然としていてそれはそれで良いのですが、個人的にはダイナミックな地形や街並みを見たりしてる方が楽しい場所でした。

輪島市とキャンプ場の途中にある小さな漁村の風景もそのまんまでムービークオリティなのです。

輪島エコロジーキャンプ場

輪島市から近いキャンプ場を探していて目に付いたのがこちらでした。オートサイト全てにAC電源が設備されていて、通常の区画サイトとウッドデッキサイトが選べます。

トレーラー的には通常の区画サイトが良いのですが、時期も時期ですから贅沢言わずに入れるサイトに入れてもらえばそれでよし。で、当日あてがわれたのは9番サイト。区画サイトにしてはオドロキの広さ。

キャンプ場自体の規模は大きくは無いのですが、それぞれの区画が通常よりもユッタリめに作ってありますので、とても贅沢な気分。そして電源付き。給電コンセントも木でカバーしてあって非常にオサレですね。自宅の水栓もマネしよ。

トイレは管理棟の中の屋内スタイル。24時間開放されていました。上履き履いてトイレまで行くので室内は清潔に保たれていてこれまたイイ感じ。シャワールームやランドリーも同じ建屋内にあります。

管理棟の建物

驚くべきはですね、そのお値段。なんとっ!

1サイト一泊「2,000円!!」

電源付きですよ?この広さで。人数なんてカンケェねぇの男前価格。こんな奇跡的なキャンプ場があったんですね。近場だったら毎週通いたいくらいであります。管理人さんは1人で管理されているそうですが、よくぞお独りで維持してくれています。ご年配のおじさまですからさぞ大変な事と思いますので、出来るだけ炊事場等の設備はキレイに使わせて頂きました。

ちなみに駐車スペースは私の使用したサイトですと連結した状態でぎりぎり入らないくらいです。連結を解いてAフレームの横にヘッド車のお尻を突っ込むといい感じに収まります。

芝生に車輪を乗り入れるのは厳禁です。以前来たキャンピングカーがガッツリ乗り入れておまけにヌカるみにハマり、足掻いた挙げ句地面をタイヤで掘って帰った連中がいたそうです。それ以来その場所は凹んだままだそうな。。管理人さんの悔しがり方を見るとキャンプ場「愛」を感じずにはいられません。重たい車でいらっしゃる方は決して芝生を掘らないでネ。

さて、輪島エコロジーキャンプ場のポプシクルポイントは迷う事なく

78,000点です。

あ、10点満点だったw

歴代最高点を叩きだしたところで次のキャンプ場に旅立ちます。

電力消費量のお話

ところでこの時期の電力消費はどのくらいか?5月1日の朝の時点でDIY設置した電圧メーターからメモっておきました。それによると28~30日の3日間で約800W消費しています。と言う事は266W/dayです。ソーラーからの充電量は3日間で42アンペア(504W)ありました。曇ったり天気の良い日もありましたが単純に均せばソーラー発電量は14アンペア(168W)/dayとなります。

差し引きしてみると一日当り約100ワットずつ消費している事になりますので、単純に3日間で300ワット消費。って事は元気なバッテリー1個が理論値1200Wくらいの容量ですから、時間率の誤差を差し引いても半分くらいはバッテリーの残量がありそうです。

現在は90Wソーラーパネル1枚なので、2枚に増設すれば9日間程度でしたら途中のAC充電無しでもセコイキャンプ生活くらいの電力はまかなえそうです。もう1枚パネルを増設しようかなー。

松島オートキャンプ場

能登半島最終日は輪島から能登島に舞い戻り、松島オートキャンプ場にて一泊。夏は海水浴場になる遠浅の海沿いキャンプ場です。

キャンプ場から20mほど沖にある松島というちっこい離れ小島が桟橋で渡れるように整備されているのでこちらで釣りをしたり、磯遊びしたりのアトラクションが楽しめます。Weランドキャンプ場と同じく能登の内海ですから波も無く、お子様は放し飼いでOK。オレ得で御座います。料金は大人1人200円、オートサイト4000円。我が家は一泊4400円です。

受付でチェックインするとタイミング良く海沿いのサイトに入る事が出来ました。なんでも海沿いは人気が高く、朝4時頃から並んで入る様な方も居るんだそうな。その代わり海風をまともに受けるので寒いのが玉にキズと管理人のおばさま談。入ってみると昼間はかなりの風なのでタープは防風仕様のペッタンコ張り。一泊のみなのでテーブルも出さないミニマム装備。

キャンプサイトからは海と北アルプスの山々。美し過ぎます。

松島に渡り生物研究に勤しむワラベ達。水たまりかと思うほどの静かな海。

松島キャンプ場のポプシクルポイントは、賢明な読者ならお気付きの通り〜〜

10ポイント!またまた満点出ました。

では次。

奥飛騨温泉郷オートキャンプ場

今回の旅の最終キャンプ場には長旅の疲れをじっくり癒す為温泉地に向います。その場所とは!オヤジ大好き奥飛騨温泉郷!

今回は敷地内に無料の温泉施設を完備したそんなくたびれたオヤジの為のキャンプ場「奥飛騨温泉オートキャンプ場」です。

高原川沿いに位置するこのキャンプ場。高原川といえば雪の降りしきる渓流釣り解禁日から普通にドライフライで釣れる「あったかい川」で有名な河川です。最後に来たのは10年ほど前ですが、ここに来るのにフライロッド持ってきてないのが我ながら年取ったぜ。。と感じずにはいられませんw

インターネットで予約を入れたと思ったんですが、どうも勘違いしていたようで受付で予約が確認出来ませんでした。でも大丈夫。GWも最終日ですからしっかりと空きがありました。

選んだのは電源無し川沿いサイト。幅はちょっと狭い8mほどですが、奥行きが非常に長いサイトスペース(25mくらい?)。バスでも停めれますね。各サイトにゴミ箱付きです。

利用料金は5人で5900円と少々高いのですが、そこは温泉付き!の特典がありますので、普通のキャンプ場で場外の有料温泉入った事を思えば逆にお安い料金に感じます。ただし洗い場無しの「浸かるだけ温泉」です。体を洗う場合は同じ施設内にコインシャワーがありますからそこで、というシステム。

施設内の温泉に入ってみた感じは想像よりもかなり立派な温泉でした。露天の浴槽も10人は余裕で入れる広さ。かなり気持ちよかった。

場内の温泉の他は車で2分の場所に「荒神の湯」がありまして寸志(200円)の協力金で川を見下ろす展望(川からも丸見え(;^ω^A))の解放感溢れる公衆露天風呂が楽しめます。チェックアウトの日の朝イチで入りましたが他に入浴者1人のみの超開放的なお風呂を満喫出来ました。

特筆すべきはこのキャンプ場、道の駅「奥飛騨温泉郷上宝」内にキャンプ場入り口がありまして、売店やキャンプ用品の取り揃えが大変よろしい。道具さえ持っていれば燃料やらの消耗品は全部揃う勢いです。なんだったら道の駅でラーメンやら天丼でも食っちまうか?との脱キャンプのノリも可でしょう。

入り口の道の駅で風呂上がりの「飛騨コーヒー牛乳」やら「その他お土産物」やらガッツリ購入。こちらの売店では飛騨牛の串(冷凍品)も販売していたのでこれも購入。レジにて本ワサビ(小さいの一本50円)、すり下ろし器150円もオススメされてしまいこれも購入。キャンプ場のくせにと言っては失礼ですが、意表を突く商売上手な手腕を発揮しています(笑)。

さてそんな便利で商売上手なキャンプ場のポプシクルポイントはいかに〜!?

ついに!!でました!10ポイント!満点です。

って今までのほとんど満点ですね(汗)。と言うかですね、ほんと満点なんですよ、どこのキャンプ場も。全然書いていませんでしたが、全てのキャンプ場でゴミステーション有りなんですね。「ゴミはお持ち帰り下さい。」なんて事のたまう所なんて一箇所もありません。使用済みのガスボンベや金網、電池やビンまで全部分別して置いていって良いわけです。そんでまた利用者のマナーも良いのかどのゴミ置き場も整っていてキレイなんですね。

これらはちょっとカルチャーショックな程で、マナーの良いお客さんとそれに応えている管理側で良い環境が上手く循環している感じがあってどこも居心地が良いんです。ま、イレギュラーなキャンパーも一定数はいらっしゃいましょうが(汗)、悪貨が良貨を駆逐しまくっているどこぞの地域のような現象はこの界隈では全く感じられません。利用していて気分がいい。これに尽きます。

そんな訳でですね、今回も良い環境で充実した休暇を家族と過ごすというキャンパーとして真っ当な任務を当然のように遂行出来ました。北陸の自然とちょこっと立ち寄った奥飛騨の温泉に感謝しつつ、ゴールデンウィークの報告は終わり。

それでは次回はおまけ企画。GWキャンプで困った事編です。

お読み頂きましてありがとう御座いました。

総走行距離 1422km

燃費  7.4km/リットル

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