今回はトレーラーメンテネタです。正月早々に次男が病気になり、さっさと帰って来た正月キャンプで幕を開けた2019年。帰って来て気付いた事がありました。
あ”あ”!!
鏡板が外れてる。。誰だよ引き出しぶっ壊したの(;゚д゚)
まー、こんな事するのはですね、うちの構成メンバーだとあいつとあいつとあいつしか居ないのですが、犯人探ししても仕方ないのでさっさと修理して機能回復しませう。
基本的にショボい作りの引き出し
壊れて初めて分かる作りのショボさ。さあ!ご覧下さい!!これが新車で買うと300万ちょっとするキャンピングトレーラーの引きだしである!
、、、何この作り。接合部からチクチク出てるのはまごう事無きタッカー(ホッチキスの親分みたいなモノ)の針。家具作る時のフラッシュ戸なんて皆タッカーで留められていますけど、この方向から留めてるのなんて見た事ありません。。
肝心の接着剤痕もほとんどありませんし、引っ張り方向にも縦方向にも縦横無尽に脆弱な作り。そりゃいつかは壊れるわな。
材料がMDF(圧縮された紙)ですからいくら丈夫に作っても結局いつかはバランバランになるんですが、、、。それにしてもちょっと雑ですねぇ。いつかは丸ごと作り直しの運命を秘めたインテリアですが、まだMDFもしっかりしているようですので補修する事にします。
引き出しの外し方
これ、知っていないとどうやって外した良いのかわからないタイプの引き出しです。こんな金具(プラスチック)のレールは見た事ありませんでした。写真のように真下からレールの真ん中を上に押し上げると抜けるようになっています。
補修手順
タッカーが打ってある薄い合板を取り除き、木ダボを使って引き出し本体と鏡板を直接接着することにします。
必要な道具は愛用のダボセット。木ダボは10mm。それに合うドリルとセンターポンチです。
位置出し
元の位置にダボで留める為に鏡板を剥がして(簡単に取れます(;^^))鉛筆で元の場所をマークしておきます。
穴開け&穴位置の転写
引き出し本体にダボ穴を開けます。位置は適当で4本ほど。
空けた穴にセンターポンチを入れて、
鏡板の取り付け位置に置いて上からむぎゅーっと押えます。
するとアラ不思議。穴の位置が転写されてポッチが付きますのでここにドリルで穴開け。
ダボ入れ&接着
穴が開いたら木工用接着剤を塗って木ダボで接合。
クランプで締めながら入れ込むと本体を傷つけずに作業出来ます。
そして完成
これで元通り、いや、さらに強固になってお帰りなさい( ´ ▽ ` )ノ
今回はキャンピングカーのプチネタでしたけど、これヨーロッパのトレーラー等の家具はもっと高級な作りなのでしょうかね?まさか引き出しの中でも力が掛かる部分が「ホッチキス」で留まっている事は無いと思いますが。。全てにおいて割とおおらかなカシータ号なんで「まぁこんなもんか」で済み、修理後は更に愛着が湧くというカシータエンスーとしては正しき道のりを日々歩んでいるのです。
それでは皆様のカシータの引き出しもきっと壊れやすいので(汗)お気をつけ下さいませ。ありがとう御座いました。
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