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今更ですがカーナビ考察 スマホナビ ガラナビ ディスプレイオーディオ etc

先日告知した通り、今回はカーナビがお題目。「え?おまw、、、今どきカーナビってwwww 普通Googleマップとかヤフーナビとかタダなんだからそれ使えよ!」とお思いの方。うん、確かに、そうだよね!うんうん、今どき普通にみんな使ってるもんね!うん!でもねっ毎度の事なんだけどさ!何を隠そうぅっ、私スマホ持ってませんw

というわけで先日の投稿で「格安でモバイル環境を整える」でご報告の通り、部分的にハイテク化した私ですが、根本的な所がローテクのカタマリみたいな人間ですから今回も現代の主流より斜め下方向に突き刺さるようなコンテンツをお届けしたいと思います。

キャンピングトレーラーとカーナビ

カーナビに求める性能は人によりけりで御座いまして、ある人は目的地までの最適の道のりを提案する「ルート引き」を重視し、またある人はリアルタイムの渋滞情報の提供こそが現代のナビゲーションの真骨頂だと仰います。

さて、ひるがえって私、自慢じゃありませんがちっこいトレーラーを引っ張って旅行をします。トレーラーを牽引した状態で走行していると運転自体が凄く特殊な事の様に思われがちですが、殆ど普通の車と同じ感覚で運転出来ます。ただ、絶対に出来ない事もあるんですね。それが「Uターン」です。

出来るか出来ないか?で言えばUターン出来るような広い道もあると思いますが、ターン途中でフン詰まっちゃった事を考えるととても怖くてチャレンジする気になりません。

ナビでルート案内をさせていると一部のナビは自車位置の表示が微妙にズレていたり、音声案内がわかり難くて通り過ぎてしまったり、GPSの届かないトンネル内で分岐があったり。そんなが重なると私などはあっさりと曲がり損ねたりするわけです。

Uターンが出来なければ迂回ルートを取るしかないわけですが、峠道走っていて迂回ルートなんて、、ヘタしたら他県まで出ないと別ルートが無かったりします(泣)

ラングラー納車後4年間ほど愛用していたユピテル製ポータブルナビが今までの道案内係でした。

フロントガラスに吸盤でひっつけて使用していたものの、使用中に幾度となく落下し、ついに11月の初旬にお亡くなりになりました。

このナビ、実はかなりクセのあるナビでして、車速を検知出来ないポータブルナビには必須の「ジャイロセンサー」を搭載していませんでした。

車体の傾きや加速度を検知出来ない簡易ナビですから、トンネル等のGPS電波が受信し難い場合は自車位置を安定して測位出来ないわけです。せめてスマホに搭載されているくらいのジャイロを付けてくれてたら随分違うんですが、ユピテルに限っては現行機種も頑なにジャイロ非搭載のようです。

ジャイロが搭載されていないナビはGPSをロストすると、自分自身が何処向いているのか分からなくなります。例えばトンネル内で渋滞中に突如としてくるっと方向転換。来た道を戻り始めたりするのは当たり前。バックのまま60km/h走行も朝飯前。実際の交差点と表示中の交差点が20mくらい離れる事もヤブサカでない高性能?ですからもっぱら地図としてのみ使用していました。

一番恥ずかしかったのは八ケ岳キャンプの道中、道の駅からキャンプ場までのルート案内中。小さい駅前のバス専用ロータリーをトレーラー牽引で凱旋させられた時には、、、窓から投げ捨てようかと思いましたねw

トレーラー牽引でのUターンはかなりアクロバティックな行為ですからこれだけは避けなければなりません。その為には自車位置測位性能が最重要項目である事は明白!それさえしっかりしていれば後はなんとでもなる!!

ナビに表示される自車位置を頼りに運転するも「実はちょっとズレてました、テヘw、、」とか、「やべっ!!今の交差点を右折だった!!!(突如挙動不審になるオレ)」とか、家族を乗せて旅行する家長の尊厳を台無しにするようなナビはもういらんのです!!

と言うわけでですね、あぁ、まともなナビがほすぃ、、欲しい、欲し過ぎるぞ〜〜!!!

最近のナビ

最近のカーナビの動向としまして、大きく4つの形態に分ける事が出来るみたいです。

  • 昔からのカーナビ(ガラナビ)
  • スマホナビ、DA(ディスプレイオーディオ)
  • 1&2DINAndroidナビ(中華)
  • ポータブルナビ

ガラナビ

説明無用。天下ご免の普通の車載ナビ。インターネットとかはまぁ二の次です。一応最近のナビは動画をSDカード経由で見れたりHDMI入力端子も装備されているモデルもありますので、ユーザーの頑張り次第でマルチメディア化が可能。

最近のカロッツェリアのお高いシリーズは月額1500円程で高速インターネットつなぎたい放題のサービスもあるようですが、こちらは22万円とか致しますのでお金持ち専用品。

廉価なナビでも6軸ジャイロや車速信号入力あり。GPSを捉えられないトンネル内や都市部での自車位置精度は信頼が置けます

スマホナビ、DA(ディスプレイオーディオ)

皆さんご存知スマホナビ。調べてみて初めて分かったんですがスマホナビを使う前提で「ディスプレイオーディオ(DA)」なるヘッドユニットも発売されているんですね。

これ平たく言えば「スマホの画面を7~9インチくらいの液晶画面に映す事が出来るカーステレオ」です。Apple「CarPlay」やGoogle「Android Auto」対応と謳っている機種です。

スマホのナビ機能をそのまま使うのでスマホ以上のナビ精度は出ませんが小さいスマホ画面で見るよりも安全。GPSとジャイロや加速度センサーによるナビゲーションで殆どの場所で困らない&タダ!!のスグレモノ。ただ、車速信号は当然入りませんからトンネル内やGPS信号の届き難い場所では最終的に自車位置をロストします。

DAと車速信号

DAの存在を知った瞬間、こ、これは、、ちょっとスマホが欲しいかも?とか思いましたが自車位置命の私にはやはり車速信号が入っていない事が気になります。

さらに調べると、現行じゃないんですが1つ前のケンウッドのDAはなんと!!車速信号入力付きDAでした。これはまさにオレが求める最適解か!と思われましたが仕事そっちのけで更に調べると以下の事が判明。

現在、スマホナビ(他各種スマホ用ナビアプリ)で車両からの「車速信号」を自車位置測位、補正の為に使用出来るものはありません。

2019/12/18日付 オレ調べ

車速信号を解釈して自車位置補正に使用するにはDAの様な車両からの信号提供+スマホのソフト側の信号処理がセットにならんといかんと。

最近の「トヨタ カローラ」は全車ディスプレイオーディオ標準装備だそうです。世界のトヨタならもしや、、と思いましたが、やはり車速は位置補正に使用していません。車速信号を用いたナビは別途ナビユニット(つまりガラナビユニット)を買えと書いてあります。

もしかしていつの日か車速信号を使えるスマホアプリが出てくるかも知れません。または感度の異なる加速度センサーを複数個使用して差分を使えば高精度な車速センサーになるかもしれません。が、現在の所そんなもんは無いです。スマホナビが主流の昨今、裏を返せば自車位置精度なんて気にしてるような酔狂な連中はかなりの少数派と言えるかも。それを思えばもしかしてこのまま車速アリナビは絶滅するかもしれませんね(-_-)

話は戻って、じゃあケンウッドの車速アリDAはなんなのさ!?と思ったので某巨大掲示板に質問してみたらばですね、「あれは車の速度によって音量を変える為の仕組みであり、アプリに情報を渡すようなものでは無い」そうです。

1&2DINAndroidナビ(中華)

これも貧乏性なオレにぐさっと刺さる商品。とにかく安くて多機能。Androidがインストールされたカーステ型コンピューターです。もちろんチャイナ製です。最近の中国製ははっきり言って日本製よりも断然進んでいますので新しいもの好きな方&チャイナアレルギー以外の方にはフィットしそうなナビと言うよりもコンピューター。

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各種ソフトウェアナビを使うのであればスマホナビと操作は同一ですがこちらは加速度やジャイロセンサーが搭載されていません(これらセンサーが載っている機種は見当たりませんので多分無いでしょう)。故にスマホを接続せず(Android Autoを使わず)これ単体のGoogle Map等のアプリで道案内させる場合、愛機だったユピテル以上のぶっ飛んだナビ性能をぶちかます可能性大であります。が、安いので許されるかもしれません(笑)

ポータブルナビ

代表的な製品はパナソニックの「ゴリラ」シリーズ。ゴリラのみジャイロセンサーを載せています。

今となっては自車位置精度もスマホナビと大差無い存在ですから、真夏の車内に置きっ放しでも大丈夫なタフネスさのみが利点と言えるかもしれません。ユピテルは上記の通り、、多分スマホにも負けますw

結論はお分かりの通り、、

そんなわけでトレーラー牽きのカーナビは自車位置命!!これに必須なのは「車速センサー入力」と「ジャイロ」を備えたナビ。つまり、ここまでお読み頂いた方々はもうお気付きの通り!!そうっ!ガラナビを購入&インストールする事が最適解である!のである!!

それでは次回は「ラングラーにカーナビをインスコする」の回となります。期待せずにお待ちください。

それでは長い前置きにお付き合い頂きましてありがとう御座います。

( ´ ▽ ` )ノ次回に続く。

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