キャンピングカーのカーペット　寒い時期の足下にはこれオススメ！

カシータやT.Globeに限らず、日本で走ってるキャンピングカーの多くは室内土足禁止にしている方が多いと思います。

車内と言っても生活する仮の「住まい」ですから、室内では裸足やスリッパが当たり前の日本人にとって床がひんやり冷たいのは思ったよりも不快なのです。

実は冷たいキャンピングカーの床

トラベルトレーラーの多くは、はるばる海を越えていらっしゃった「靴の国」の製品ですから、そもそもが裸足での居心地なんぞは考えに入っていません。

私などは家族5人でこのちっこいトレーラーでキャンプしているものですから、家族で一番偉いとされる「家長」の称号を与えられているのにも関わらず、寝床は『床』。女房子供はベットですから世知辛い世の中であります。

さらに悪い事にカシータ社がお作りになるトレーラーは、壁はナンチャラという断熱材が入ってはいますが、裸足民にとって最重要な「床断熱」という概念が皆無です。

アメリカでキャンプしていた時、クラスAのバスみたいなキャンピングカー持ちのおじさんたちに何度かご飯を食べさせてもらった事があります。

もちろん車内は土足ですから床が断熱していようがいまいが全く関係がなく、キャンピングカーの中はフルフックアップで空調も効いていますから、とても居心地が良かったのを覚えています。

ですが、いざ自分でキャンピングカーを所有してみて日本的な住居の快適さを求めてしまうと、やはりギャップを感じてしまうんですね。

T.Globeの場合、足下はFRPと合板2枚（だったかな？）を隔てて屋外ですから冬場はまんま冷蔵庫並みの冷え込みになります。

そんなわけで、床に何が敷いてあるかによって家長の居心地（寝心地）をかなり左右する、とりわけ需要な決定事項が「カーペットの選定」です。

ラグ（ジュウタン）を敷いてみました

冬場になると床があんまりにも冷たいものですから、ホームセンターに出向き「断熱マット」なるスポンジで出来た敷物を下敷きにして、その上に6mm厚の激重ラグマットをチョキチョキとカットして敷きました。

角はカシータ特製カーペット押えがありますので、この押えを全部取って再度ラグを挟み込む手の込みよう。ラグを敷くだけでもとっても大変でしたが痛恨の「醤油ひっくり返し」により、通路部分は程なくしてすべて引っぺがす事となります。(-＿-)

キャンピングカーなんてものはそもそも汚れやすいものですから、あまり手をかけて床を作っても掃除し難い、または交換不可なんて使い難いだけです。

ラグのような織ってあるカーペットは思いの外使い難い事が判明しました。

濡れると乾き難い

車内では炊事もやりますし、子供たちもわりとはしゃぎますので水に濡れる事が多いです。カーペットだと濡れればいつまでも濡れたまま。使い勝手が余りよくありません。

単体だと断熱もほぼ効果無し

カーペット下には断熱効果があるものを敷かないと折り目を通して冷気が上がってくるようで結構寒いです。

断熱シートを敷くのですが、カーペットがその上で滑るので両面テープでくっつける等の工夫をしなければならず、面倒くさ〜。

ヨガマット

そこで目に付いたのがヨガマットです。

そもそもジムの床などに敷いて使うものですから単体でかなり断熱効果があります。しかも汗で濡れてもサラッとしています。素材はTPEですからゴム臭くもない素材です。運動するのに使うものですからスベリなんてものは一切発生しません。

そんな謳い文句に魅かれて早速試してみた所、これは良いです！800×1830のサイズもカシータやT.Globeの廊下にピッタリ。隅をむにゅっとさせておけばノーカットでぴったんこ。

水を良く吸い、濡れてもキッチンペーパーで拭くだけでサラッと元通り。これ一枚で床からの冷気が上がってきません。すばらし〜。

上の写真は初代ヨガマット。

先日のキャンプで豚の角煮を鍋ごとひっくり返した為、初代マットはあえなく破棄となってしまいましたが、キャンプ中にさっと剥がせて元通りになる手軽さはキャンピングカーにもってこい！の手返しの良さ。

製品自体安いので交換もさほど負担にはなりません。フトコロに優しいのも性能のうちでしょう。

下は新しいヨガマット。今度はオニャノコも大好きなラベンダーカラーだかんねっ♡

裏はすべり止めのナミナミがあります。

キャンピングカーの足下でお悩みの方は是非お試し下さいませ〜。なかなか快適ですヨ。

ありがとう御座いました。