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AEG食洗機の修理 DIY

アメリカ釣り旅2018もささっと終わってしまいましたが、旅行に行っている間に一報を受けて知りました我が家の食洗機の故障。エラーコードが「I30」ですから漏水エラーで止まってしまったようです。

日本に帰って来て早速ですが食洗機の修理から社会復帰の始まり。(^◇^;)

以前にも報告しましたが、我が家の食洗機はAEGです。高級なミーレでもASKOでもガゲナウでもありません。食洗機に40諭吉も払ってられっかよベラボウメ!な私が目一杯、アキレス腱をビリビリ言わせながらも背伸びをしてやっと購入対象となるのが、海外勢食洗機の中では唯一庶民的なお値段を誇っている(いた?)AEG食洗機なのです。(現在はどれも30諭吉必要なラインナップになってしまいました。例外的にはIKEAのエレクトロラックスOEM製品は18諭吉くらいですね)

2年前に排水桶とヒーターを繋ぐU字ホースがダメになり自力交換となったのですが、同じ素材であろう他の部分も怪しいので、ホース類を一式取り寄せ要所交換の運びです。

食洗機の漏水個所

海外製の食洗機は基本的にどれも構造は同一です。基本構成は本体の下部にある排水桶(Sump)、循環ポンプ(Wash Pump)、排水ポンプ(Drain Pump)が繋がっているだけ。循環ポンプと排水桶の間にヒーター等の補助機器が入ったりするだけですから、漏水個所としては下の3つです。

  • ポンプや排水桶などの各装置本体からの漏水
  • パイプやパイプ接合部からの漏水
  • フロントドアからの漏水

フロントドアからの漏水は見たままですからこれは割愛しまして、その他の漏水でも機械自体がシンプルですから本体を引っ張り出してのぞき込むと漏水個所はすぐに特定出来ます。至極簡単。

ビルトイン食洗機を取り出す

一番下の幅木(キッチン最下部のつま先が入る部分の木やパネル)は作った人にもよりますが、ネジで外せるように留まっていると思います。接着してあったら、、大工さんを怒ってあげましょう(笑)

幅木を外したら食洗機上部とキッチン本体の間に設置してある防湿板(鉄板)を外しておきます。

ビルトイン!なんて言われるとすごーく難解な設置をしているかと言えばさにあらず、AEGの食洗機はネジ4本で留まっているだけですw 矢印の箇所のネジを外せば手前にするする〜ッと抜き出せます。

ネジの場所

引き出した食洗機の側面パネル。これもネジ数本で留まっていますので簡単に取り外せます。

側面パネルを外すと防水パンが見えます。漏水エラーの場合はここに水が溜まるようになっているんですねぇ。

防水パン

漏水個所を見付ける

引き出した状態で短いコースのプログラムで一度運転させます。横からのぞき込んでいると排水ポンプ付近から水が垂れてきました。良く見て見ると、、う〜ん、ゴムが分解されてしまったようでベッタベタで大穴が空いてます。。

排水ポンプ付近から漏水

各工程で水の循環経路が異なりますから、洗い、すすぎ、脱水まで観察してほかの部分の漏水も確認しておきます。今回は排水ポンプのホースのみでした。

部品を発注

エレクトロラックスのサポートに電話して部品を送ってもらいます。凄ーく悪い予感がしたんですが、このゴムホース部分、排水ポンプハウジング本体と接着されていましてなんとっ!排水ポンプ丸ごと交換だそうです。。

ちなみに排水ポンプはASKO製。(←これ間違い。Askoll製でした。読者の方からご指摘頂き初めて気が付きました。ありがとう御座いました。)

ASKO排水ポンプ

背に腹は代えられません。取り寄せた新ポンプとその他ヤバそうな部品達。排水ポンプは12000円もしやがります。次回はステンのパイプで自作する予定。

AEG食洗機の部品

修理開始

修理前にここに溜まった水を排出させるんですが、結構な量の水が出てきますので写真の様に大きめのバスタオルを敷いて洪水に備えます。扉方向に傾けて排水。何回かタオルを絞って全量排出しましょう。

背面を下にして倒した後、底部の防水パンを取り外します。クリップで刺さっているだけなので引っ張ると外れます。

防水パンを取り外す

これで内部が見えるようになりました。ごたいめーん。

食洗機 機械部分

プライヤーで金属バンドを緩め、排水ポンプの交換。あっという間に終わり。

今回は劣化していた2箇所のパイプを交換しました。

交換したパイプ

まとめ

以上、食洗機の漏水故障の修理編でした。新しい排水ポンプはプロペラの形状が改良されたようでかなり静かになりました。動作快調!キモチイイデス!

AEGのサポートは慣れてしまえば中々親切です。部品単位で小売してくれる(ミーレは修理部品の個人発注は不可)のは故障が付き物の水周り家電としてはあり難い限りですね。電話した次の日には代引きで届きますから食洗機が使用出来ない主婦のイライラ軽減→俺とばっちり回避!といった塩梅。

さらにサポートによれば今回のようなパイプの侵食故障の原因として、「予洗いをする事」が挙げられるそうです。確かにうちの奥さん含め、日本の方はかなりキレイ好きで横着せずに予洗いをするんですね。今どきの食洗機はセンサーで水汚れ具合を見ているんだそうです。

予洗いした結果、洗浄水がさほど汚れる事なく循環して食洗機が「あんまり水汚れない、、水温を上げるのやめて低温洗浄!」みたいなロジックに陥るそうです。

すると経年で配管内に油が溜まりやすくなり故障、となると。何処までホントか良く分かりませんが、今後はやはり残飯のみ捨てて突っ込む体勢で運用した方が良さそうです。

それでは今回のDIYでは以上です。ありがとう御座いました。

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COMMENTS

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  • comment-avatar
    キタコ 11か月 ago

    AEGでたどり着きました。
    排水エラー i20で悩んでます。
    いたるところを掃除しても治りません。
    メーカーにパーツ図面など頂く方法はありますでしょうか?

    • comment-avatar

      キタコさんこんにちは。
      ググってみると排水エラーの対処法は仰る通り排水ポンプやsump(排水貯め)まわりの異物除去かと思います。
      本体を引き出してそのあたりの分解清掃は試しましたでしょうか?
      もしかしたら排水ポンプの前後で異物が詰まっているのかもしれません。
      うちのは以前ラップの切れ端みたいなのが排水ポンプにつまって異音がした経験があります。
      どちらにしても本体引き出し→各部配管内の確認となると思います。

      部品図ですが、以前サポートに電話した時は「パーツの図面はお見せできません」との対応でした。

      しかしながらエレクトロラックスのサポートは個人的には世界一!だと思っていますので、相談次第ではどうとでもして頂けると思いますよ。
      電話でのサポートは本当に素晴らしいので一度相談してみると良いかと思います。

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