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DIY! カーポート付きウッドデッキ 計画編

いつの事だったでしょう、愛車ラングラーの為のガレージを建築する!!とかノタマッタ挙げ句、おもむろに計画を変更。我が家の盾となる最高高さ3.5mの塀の建築を優先させたのが、はや1年前の事。

Dig the hole bowwow 穴掘れワンワン〜支柱穴の掘り方 境界の塀作りその1

今年9月にはようやくこの塀も完成し、遂に!ガレージ建築計画を発動する時が来た!!!と思いきや、またまた予定変更です。ガレージ建築コンテンツをお待ちの方すみません(そんな人は1人もいないのは承知ですლ(ಠ_ಠლ))

そんな訳で唐突に始まって恐縮ですが、今回は二階リビングに面した「ウッドデッキ&愛すべきカシータのカーポート」を建造する事に決定なのです!

と言うのも先日、生命の危機感じる事柄があったからでありまして。。その事柄は他でも無い、ただの「煙突掃除」なんですが、ハシゴを掛けて6m上空の二階の屋根に上る事がかなりの恐怖感!!あれ!おれって高所恐怖症だっけか?ヤベーラヤベーラ!みたいな静岡弁丸出しになるほどにテンパってしまいました。寄る年波には勝てそうもありません。

今年から導入した台風対策「薪ストーブオフシーズンは煙突を短くする」メソッドにより、取り外した煙突を持って登ったり下ったりの作業が増えたのが諸悪の元。高所作業なんて良い歳したオヤジがヒイヒイ言いながらやるもんじゃありません。

薪ストーブの準備とガスケットの交換

この作業により

心的疲労度=2(分解した煙突本数)×2(二階の屋根)×4.0(寄る年波係数)

の法則により合計16倍となり、不整地の上に立てたハシゴも相まってそれはもう恐怖なのです。

小脇に煙突を抱え、変な所に力を入れて片手でハシゴを登るもんですから、なんと翌日にはギックリ背中を発症する始末。

このままではそのうちに手を滑らせて煙突を落下!下にある我が家の大切なカシータ大破!または悪くすれば煙突を抱えたまま世帯主落下!さようなら、おれ!!おまけにカシータも大破!!みたいな最悪な事態に発展する可能性すら感じさせられました。

つまり、ガレージなんて命の関わらない無用の長物はやはり後回し!まず先に耐候性20年(当社比)の木製足場ウッドデッキ兼カーポートを製作するのだっ!

 

主な機能

我が家のベランダに求められる機能は以下。

  1. 煙突掃除の足場機能
  2. キャンピングカーの日除け機能
  3. お隣様との目隠し塀機能
  4. 屋外緑化リビング機能
  5. BBQ機能
  6. 薪棚機能
  7. 将来の猟犬の居場所機能

こんな所が主な機能でしょうか?これらに加えて木製である事が必須の条件。それを踏まえて図面に起こします。

構想図

平面図

ざっくり平面。上記の要項を盛り込んだ上、リビングから見てデッキの際奥には腰かけスペースを設置。1人物思いにふける事も可能。ハンター志望の私ですから、本当に飼うかどうかは不明ですが念のため将来の愛猟犬スペースも考慮しておきました。

カーポート デッキ平面

立面図

縮尺合ってんのかな〜?良く分かりませんがこんな感じと思われます(汗)。

カーポートデッキ 立面

建築確認申請の必要性

10年前には自分で自宅の建築確認を申請した自称「建築確認オタク」な私ですが、根本的な法令やお約束などさっぱり忘れてしまいました。

ウル覚えな知識で恐縮ですがこの規模の建築物が確認申請を必要とするか?を考えてみます。

実際さっぱり忘れていますのでウィキペディアを参考にしまして考察。

建築確認の必要な条件

不要な条件よりも必要な条件を考える方がシンプルそうです。まとめると以下のようになります。

都市計画、準都市計画地域で新築される建築物は大きさに関わらず必要。

都市計画、準都市計画地域では10平米以上(建築面積)の建築物の増築で必要

防火地域や準防火地域では新築、増築、大きさに関わらず必要

となっているようです。

ここで言う建築物とは

基礎に緊結された柱で囲まれた屋根付の構造物

ですから通常のウッドデッキで確認申請なんて必要性は全く無いのですが、今回計画しているのは基礎に緊結された柱に囲まれた屋根(二階デッキの床)付きの構造物ですから、けっこう立派な建物になってしまいますので慎重に考えます。

結論

上記の事を踏まえて確認すると、

今回の条件は

建築面積は8.9平米。

都市計画地域の10平米以下の建築物

22条地域(防火規制のゆるい地域です)で、増築。

ですから建築確認申請が必要な、いずれの条件にも該当していませんので確認申請はイラネと結論されました。(ホントかどうか微妙に自信なしw)

私自身かなりニワカですから微妙に文責持てませんが(汗)、実際に建築物を計画される方は各自の責任で事前にしっかりと法律を理解致しましょう。

また時間がある時に建築課に聞いてみる事にします。または識者様のご指摘をお待ちしております( ´ ▽ ` )ノ

建築基準法

以上は確認申請に限った話で、建築基準法とはまた別です。確認申請は必要なくとも建築物である限り建築基準法に則ったものにしなければなりません。

ウッドデッキと言えど車を駐車する前提ですと「車庫」扱いになってしまいますので、内装制限がかかって参ります。

これでは天井を準不燃材以上で施工しなければなりませんので、カーポートと言う名のモノオキ仕様にします。うん、それでヨシ(汗)!!車は置かないゾっ!

ところで内燃機関の搭載されていないトレーラーの車庫も内装制限が掛かるのかな??ガソリン使わないんだから出火しようが無いと思うんだけど。。

でも車検証があるから車扱いか。じゃ車検が切れたら車じゃなくなるから内装制限は必要ないのかな???でもでもガソリン車が車検切れになっても車だよな。。

等々悩みは付きませんが、取りあえず今回の正式名称は「モノオキスペース付きウッドデッキ」という名称に決定です。

さて、そんなふうで始まりました次回の建築計画。次回からは基礎作り(またかよ(;゚д゚))の始まりとなります。

今回は以上で終了です。ありがとう御座いました。

追記

早速、私のお友達である識者の方からご指摘を頂きました(^◇^;)。ありがとう御座います!

今回のようなデッキ下が物置になるようなスペースがある場合は「デッキ自体が屋根」と見なされデッキの素材を不燃物で葺かなければならないそうです。

幸運にも今回計画中のデッキは床材同士にある程度の隙間があり、そこから水が下に垂れます(完全な防水では無く日除け程度の屋根)。

この場合は屋根に該当しないそうなので床板は計画通り「木」を使って施工出来ますね。

完全な防水機能のあるウッドデッキ(ベランダ)だと床板には「不燃認定の降りた人工木等」の非自然素材を使う事になりそうです。

ま、黙ってやっちゃえばどうとでもなるのでしょうが(汗)お作法通りに作るとなると以上のような配慮が必要になるそうです。

でも不燃素材のベランダなんて夏場にトンデモない熱さになりそうですが、どうなんだろ?(^^;A

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