毎年毎年、性懲りも無く同じ事を綴っております当ブログですが、11月恒例のエントリー、「今年も薪ストーブの準備をする!」の回です。
生粋の薪ストーバーはシーズンが終わると同時に掃除や片づけ等はさくっと終了。万全を期して来シーズンに向けて準備に入る訳ですが、煙突掃除はもちろん火炉の中の灰までホッタラカシっちゅう体たらくな私ですので、寒くなってしまう前にささっと温まる準備をしておきましょう!
去年気になっていたドア周りのガスケットも新品に交換して、なんとなく薪ストーズを愛するオヤジを気取ってみます。
煙突を倉庫から出す!
とんでもない台風が何個かやって来てしまう最近の日本列島ですが、台風が来る度に揺れ動くのは乙女心と煙突オーナー。これだけ立て続けにビックサイズの台風に年に何度もやってこられると、心配で心配で仕方がないのですよ、煙突が!
台風通過時には突風によりビリビリと振動する煙突を室内から手でささえサポートしつつ、パンツいっちょで「がががが、がんばれ〜!」とか言いながら台風通過まで戦うのが最近の我が家的夏の風物詩となりつつあります。
それもこれも屋根から2.5m突き出た煙突が「屋根の端からワイヤーで引っ張る」等のサポートなしにおっ立ってるのが原因ですから、ワイヤーを張るか、煙突を撤去するかしなければ、台風時の不安は解消されません。
そこでっ、7月に強力な台風が通過した直後、煙突(の中間)を撤去しました!
じゃじゃーん!小さくなったおれの黒棒。
ちなみにビフォーはこちら
溶接二重断熱煙突の場合は各接続部分がワンタッチ式で脱着可能ですから、固定バンドを緩めれば簡単に取り外す事が出来るんですね。一本が結構重たいので屋根上では緊張しますが、シーズン終わりに外しておけば台風シーズンは悠々と過ごせる事が分かりましたので(笑)最近はこの様にしています。
早速倉庫から外しておいた煙突を引っ張り出してきて掃除(外しただけでそのままだったw)
煙突の掃除
分割した煙突を掃除して分かるのは、トップに向うに従って汚れが多くなる事です。当たり前なんですが。
ストーブから2.5m上くらいまではススらしきものがうっすら付いているだけ。取り外した二本は薄く膜を張ったようなスス汚れが見られました。
トップを掃除すると初めてヨゴレ!といった見た目のススが付いています。汚れに関しては断熱煙突はかなり効果があるようです。
こびり付いた汚れではないのでこんなブラシでこするとすぐにキレイになります。専用品ではありません。その辺に転がってたブラシであります。
掃除で落としたススを集めてもちり取り半分にもなりませんでした。去年も快調に焚けていた様です。
ドアガスケットの交換
薪ストーブのドアには「ガスケット」が設置されていて、ドアと本体の気密性を上げて空気の進入路を限定させています。このガスケットが痩せてくるとドアの隙間から空気が入ってしまい、正常に空気流量を調整出来なくなります。
つまり火力のコントロールがやり難くなるんですね。我が家のストーブ「ピキャンオーブン」もドアの隙間が確認出来たので掃除ついでに交換。
メトスのオンラインショップから購入したガスケット。13mmの直径のガスケットってあまりないんですね。今回は純正品。でも1300円程度です。
ドアは引っかけ丁番なので上にずらせば外れます。ペンチで古いガスケットをベリベリ〜っと剥がした状態。
接着剤
薪ストーブのガスケット交換にはガスケットの接着にストーブセメントを使うらしいのですが、元のガスケットを剥がしてみると、、
どう見てもシリコンです。専用品を買う事も無いのでいつも使うコーキングを接着剤に使いました。
新旧比較
やはり結構ぺっちゃんこになってますネ。
コーキングを塗ってからぐるーっとはわせて完了。末端はアルミテープを巻いて処理しておきます。
コーキングが固まるまでドアを閉めて置きます。
これで完成。準備万端。
っていうかー、最近全然寒くないんですけどー。(;^ω^A
取りあえず以上で一年に一回のストーブお掃除は終了。
それでは今回はこの辺りでさらっと終了です( ´ ▽ ` )ノ
ありがとう御座いました。
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