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セイコー パーペチュアルカレンダー 設定の忘備録

いつもご来訪頂きましてありがとう御座います。一応アウトドア係だったはずの我がブログですが、すでに開設より2年8ヶ月の時を経てウェブサイトの方向性を見失いつつある昨今(-_-)。今回は腕時計のカレンダー設定方法の覚書き。

今どきこんな時計使ってるやついるのか!?みたいな中途半端に古い時計「SEIKO ランドレック」という長い間、倉庫で冬眠中のクォーツ時計を復活させ、これからの釣りの時のお供に任命しよう!という企画です。

時計には全くこだわりが無く、動いていて時間が分かれば何でも良い人間でありますから、電池切れになって動かなくなればその存在自体を忘れてしまう「時計無精者」なワタクシ。

この時計もご多分に漏れず、10年ほど放ったらかしの刑に処されていましたが、外遊びの際に使っていたSUUNTOの時計も電池切れになり、、

釣りの時に使う時計がない=時間が分からない=山奥で時間が分からないのは不安=携帯を時計代わりにしよう!=普段携帯なんて持ち歩かねぇ!!=やっぱり時計欲しいっ!!=慢性的金欠なオレは電池交換一択!!となり今回の企画となります。

SUUNTOの時計の電池を入れれば良さそうですが、はっきりいって、イササカ、ダサイのです。速度で言えばデジタル表示の時計はアナログ表示時計の20倍早く陳腐化してしまい、カッコ良く見えるのは当時だけ。という法則をオヤジになりひしひしと感じる今日この頃ですから、この「見た目アナログ」な古い時計を復活させ、ベルトを交換してお気に入りの時計にアレンジ致して参りましょう。

さてこの腕時計、セイコーの「パーペチュアルカレンダー」なるお利口さんなカレンダー機能が搭載されています。しっかりうるう年をカウントして電池の続く限り!(公称10年だそうです)カレンダーの調整は必要なしなお利口さんっぷりを発揮します。が、一旦電池を切らしてしまえば(3分以内ならメモリしているんだそうな)電池交換の際に「再プログラム」が必要となります。

再プログラム自体はやってみたら簡単なのですが8年もしたら絶対にやり方忘れますのでまとめておきましょう。

カレンダー設定はこちらのウェブサイトの記事を参考に行いました。ありがとう御座います!

裏ぶた開け

ランドレックの裏ぶたはねじ込み式なので専用のツールが必要。調べるとなんと!!100円ショップで売っている(ダイソー)だって!スゲーダイソー!情報筋によると100円ではなく400円ほどで購入可能だそうですが、喜び勇んで近くのダイソーに買いに行ってみましたが、置いてません( ´_ノ` )流石、田舎。。

もういいや、あるもんでやろう。。と言う事で「DIY時計裏蓋オープナー」。

時計の裏ブタまわし
ハサミをクランプで挟んだだけw

高級時計じゃないですからこんなんで良いんです。。溝に引っかけたらハサミではなく時計の方を回しましょう。

内部はこんな調子です。絶縁のフィルム越しに見える金色端子が今回「再プログラム」に使う接点です。それぞれAC~Yまで。この接点と装着した電池の+を短絡(ショート)させて設定を進めます。

準備

電池のセットが思ったより上手くいかず格闘する事10分。10年ぶりくらいに秒針が動き出しました。これだけで結構感動。

電池はリューズ側に押し込むように入れた後、浮いている反対側を軽く押し込むと上手く接触するようでした。カレンダー設定中はリューズの反対側をマスキングテープで仮止めしておくとガタガタせずに良い感じ。

プログラムの手順

各端子と電池のプラス(SEIKO表示の面)を短絡させるんですが、端子がちょっと奥まったところにありますので以前電子工作にはまった時にお世話になったブレッドボードキットの配線を使いました。先端が細い針金がついた電線。この作業の為に生まれてきたようなフォルム。

再プログラム

初期化

まず始めに行うのは初期化です。リューズは通常の位置。AC端子と電池のプラスを「3秒以上」ショートさせます。すると内部が初期化されます。見た目の変化は無いので出来たのかどうかさっぱりわかりません。

次にリューズを緩めてカチカチっと2段引き、通常の位置(0段)まで戻します。初期化が上手く行っていれば今まで1秒刻みだった秒針が5秒ごと進むようになります。これで設定モードに入った事を確認出来ました。

日付設定

ゼロ合わせ

リューズを2段引きます。Φ端子1回ショートさせる毎に日付が1つずつ動くので1になるまでショートを続けます。1になったらリューズはそのまま(2段引いた状態)次に進む。

うるう年合わせ

Y端子をショートさせます。ショートする毎に1ずつ増えますが4の次はまた1に戻ります。うるう年から何年か?をここでは入力します。今年は2019年ですから前回のうるう年(2016年)を1とすると4年目です。ですからここでは4に設定。

2020年追記。

識者の方からご指摘頂いて上記の設定が間違いで合った事が判明しました。正しくは2019年は「3」に設定します。今年は2020ですから「4」になります。以下同じく2021年「1」,2022年「2」2023年「3」2024年「4」と続きます。

リューズはそのまま次へ進む

月合わせ

M端子を同じようにショートさせます。今月の5に合わせて次へ。

日合わせ

D端子を必要回数ショートさせて本日の日付に合わせます。

カレンダー設定の終了

リューズを元に戻してカレンダーの設定は終了。裏ブタを閉じてようやく落ち着きました。

時計が狂っている場合はリューズを引きだして長針、短針ともに合わせて任務完了。

新しい時計バンド

黒々と酸化してしまったナバホ族のバングルウォッチが新たな相棒。

元はココペリをあしらったmade in 不明な時計が付いてましたがこちらも電池切れw

ココペリ時計

3Mのコンパウンドでピカピカに磨いて、これまた3Mの強力リャンメンで固定。う〜〜ららら〜〜〜!キタ!!

おしっ!!

ピカっ!

ぎゃふんっ!

セイコーってナバホが作ったブランドかと思うほどぴっっったり!!シルバーの地味な輝きとチタンの安っぽいテカリの絶妙なコラボ。ここにセイコーナバホブランドが誕生。

ケバイもの好きにはたまらない逸品となりまして、釣りが捗る事請け合いです。それにしても10年近く放ったらかしにしておいても、電池入れれば普通に動き出す時計ってやはり日本製だからでしょうか?素晴らしいですね。もう大好き!日本製!!大好きナバホジャパン!!

さて、何の参考にもならない今回のエントリーもこれにて終了です。

それではありがとう御座いました。

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COMMENTS

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    2019年は「3」だと思うのですが。たしか閏年(2016年)は「4」だったはず。

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      あれ〜、、そうなんですか(大汗)ご指摘ありがとう御座います!!
      上のリンク先の元記事の方からお知恵を拝借しましたので、閏年を1と数えて〜って思っていました。
      って事はやり直しですかね。。。
      っと考えてみたら今年は閏年ですね。時計の日付が狂っていれば間違って設定していた証!!と思い時計を確認しようとしたら見当たりませんw
      また後ほど確認しますねー。

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      時計発見しました!確認したら、ご指摘の通り一日ズレてます(^◇^;)
      私の記事を参考に設定してしまった皆さんのパーペチュアルカレンダーも同じく1日ズレていると思うと大変申し訳なく思うと当時に、穴があったら入りたい気分です。。
      なるべく正確な情報を掲載したく思っていますが、時折こういった大勘違いをしてしまいます。。
      ご指摘頂いた匿名さま、本当にありがとうございます。皆様申し訳ありませんでした。

      というわけで今年は「4」設定です。ご面倒お掛けしますが私の記事で設定してしまった皆様、再設定を宜しくお願い致します。
      裏ブタオープナーからやり直しですね。。くぅ〜、面倒くさいであります。。。

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    一番わかりやすい御説明で、とてもありがたいです。   8F32 0350 を所有しております。

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      6ヶ月前のコメントに今気が付きました(汗)ご丁寧にコメント頂いてありがとう御座います!

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