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フロアシートの貼り替え

濡れっ濡れのフロアシートを剥がす所までが前回。ジワジワ浸透した水分はフロア全体近くまで及んでいましたので、結局エントランスを残してほとんど撤去。

床を剥がしました

今回は新しく床材を購入し、フロアに敷き込みます。

床材候補

折角なので元のビニールシート以外の床材も考えました。

  1. 無垢の板
  2. EVA素材のフロアマット(体操用マット等)
  3. フロアシート(どこでも売ってるビニール製)

無垢の板の使用を考えてみましたがすぐに止めました。キッチンやイスのキャビネットがFRPですから、床自体の形がイビツです。それに合わせて羽目板を張るのは非常に大変そう。何より床厚が最低9mmは上がってしまいます。ただでさえ頭がつっかえて真っすぐ立てないのにこれはだめです。却下。

加工しやすく断熱効果が一番あるのはEVA素材(スポンジみたいな素材です)の体操マット。カシータの床敷きを考えた回でご紹介しましたがあれと似たような素材です。今回はやや長めの2m必要でしたので前回の1.8m品ではちょっと足りないので下のようなビッグサイズが候補です。お値段も2000円ほどでお手ごろ。

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最後は言わずと知れたビニールに各種模様が印刷された床用シートです。厚さは2~3mmといった所で薄いスチロールにビニールが張ってあるようなお品。

近くのホームセンターを覗いてみてどちらか安い方に軍配が上がります。価格調査の結果、やはり安物ビニールシートの勝ち。700円/mです。

以前キャンピングカーのカーペットを考えた時に結論したのですが、大前提として「フロアは汚れるもの」として扱い、汚れても傷ついても飽きちゃっても即交換出来るものが最良であると。最近の傾向としては出来るだけ安いものが良いという要素も重要になってまいりました。

つまり、安物ビニシ(ビニールシート)が最善の選択でありましょう。もちろんゴージャスにいっちゃう方は無垢フローリング等が最適かと思われますが、適宜環境に合わせてDIY致しましょう!

採寸〜カット

素材は何を選択したにしても、避けて通れないのは「採寸」です。出来上がりの仕上がりの全てが採寸に掛かっていると言っても過言ではありません。

縦横の距離を測って四角く切っても「絶対に」ぴったりとはハマりませんのでここは慎重に行いましょう。採寸さえ出来ればしめたもの。恐らくオリジナルのカシータよりもキレイな仕上がりになる事請け合いです。

方法としましては以前ご紹介しましたこちらの方法です。

今回もまんま上のページの通りで基本ピッタンコなフロアが切り出せるはず。小さめに切れば貼る時に余裕があって貼りやすいのですが、なるべく隙間無く貼る為にぴったりで計測してその通り切断してみます。

基準線を床に引く

フロアシート基準線

今回はこんな感じに基準線を引きました。大体真ん中程度でOKです。重要なのは交差部分の直角なのでこれだけはなるべく慎重に。

採寸

全ての出っ張りや引っ込み具合を基準線からの距離で測ります。測ったらノートに記すを繰り返しまして、、

採寸結果

出来ました。ぐっちゃぐちゃなのでお恥ずかしいですが、出たり引っ込んだりの箇所思ったよりもあります。微妙に心配ですがこの通りと信じて実際のシートに書き写しましょう。

反転して書き写す

実際のモノには裏側に切断線を書きますので寸法は上下逆さまと言いましょうか、鏡像になるように寸法を書いていきます。もちろん基準線をモノに引いて(私の購入したシートには方眼の模様が入っていました)採寸した寸法を基準線からの距離で書き写します。

書き写す

カット

張りのあるスポンジみたいな素材なのでカッターで簡単に切れます。フリーハンドで切っても歪まず真っすぐ切れるのはすごいですね。施工性良し。で、完成。

完成したフロアシート

けっこうイビツなんですけど大丈夫かな?これ。。

敷き込み

元のシートを接着していた糊が若干残っていて触るとペタペタする程々のペタ感ですのでこの上にそのまま乗せて固定する事にします。本当は両面テープで各部の浮きやズレを防止するように貼るんじゃないかな?と思いますが、撤去の事も考えてこの程度でOKと言う事にしましょう。

床に書いた基準線とシートの基準線を合わせる様にして真ん中設置。それぞれ貼り広げると、、。

ぴったり貼れました

ピッタリ!!

手前

少し長かったので一番端を5mmほどカットしましたが他は無調整で設置完了。我ながらナイスな完成度。後はダイネットのキャビやらモールを元に戻せば一体化完了です。

コーキング

キッチンで洗い物や料理をすると、飛んだ水がキャビネットを伝って床を濡らします。床下に水が回ったら今回と同じですから、キッチン前のみコーキングをしておきます。

マスキングして、

マスキング

コーキング完了

これで作業は終了です。まだ新品のビニール臭がしますがいずれ無くなるでしょう。安いわりには意外にさっぱりした踏み心地。しばらくはこれで快適に過ごせそうです。

今回はこれにて目出度く終了( ´ ▽ ` )ノ

お読み頂きましてありがとう御座いました。

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