納車直後に早速取り外され、倉庫の片隅で文字通りお蔵入りになっていましたラングラーの純正バンパー。優雅なジープ乗りの方ならば納車と同時に純正バンパーには早々に見切りをつけ、社外スチールバンパーを取り寄せ装着→幸せ。となる所ですが、全然優雅じゃない私はただ外しただけ。純正スチール「下地」むき出しバンパーのまま溜飲を下げておりました。
純正バンパーに戻す
二年半後。このバンパーにも微妙に飽きが来ちゃったのに加え、2日に一度はすれ違う純正バンパーを装着した「よそ様のラングラー」のお品の良さと言ったら!
社外バンパーを買うような財力も無い事ですし、これはいっちょ純正のお上品なバンパーに戻してみましょうか!そしておれもお上品なラングラー組の仲間入り!サヨナラ、ショボイ下地バンパー!!こんにちは、ほぼ未使用の純正バンパー!
そんな訳でですね、愛用の「バンパーの下地バンパー」も、ついにお役ゴメンとなる日が来ました。ま、単純に錆びちゃったからなんですけど。
さて、通常のバンパーに戻した所までは良かったのですが、模様替えしてみて改めて感じるその「出っ張り」。む、むむ。これは、、なんかちょっとカッコ悪いかも。。努めて見ないようにしてもどうしても目に入ってしまうその「突起」。
現行のJKラングラーをお乗りの方はお分かり頂けると思いますが、このバンパーはかなり前方に跳び出しているんですね。
識者からは「出っ歯」とか「カモノハシ」等と揶揄されるほどの飛び出しっぷりがそのアンバランスな見た目をを大々的にフィ〜チュアーさせているのですが、個人的にはこれと完全に一致ですw
オフィシャル的にはアメリカ仕様の「USバンパー」と日本やヨーロッパの「ユーロバンパー」の二種類がありますが、USと比べるとなんとなく厚ぼったいイメージなんですね。ちょっとでも恰好良くなるように工夫してみましょー。
要らない部分を切る
フェンダーと繋がっている部分が要らないので切断します。切断ツールはこちらのコンテンツでも紹介したいつものマルチツール。
バリバリ切れるタイプの道具では無いので切断スピードは遅いのですが、その反面、輪郭に沿って非常に正確に切れます。
ウィーン♬それそれ〜!切っちゃったかんね〜もう後戻りは出来ないゾ〜!
半分完成。
バンパー全体を9cm引っ込める。ついでに2cm上げる
要らない部分を切除して随分軽やかな見た目になりました。が!ここで問題発生。薄っぺらになったせいか、以前よりもゲタ度が増して見えます。。
これはさらにチョキチョキしてバンパー全体を引っ込めなければ気が済まなくなって参りました。
バンパーはバンパー下地の穴4箇所でM10ボルトにて留まっています。
バンパー下地を撤去して段付ステーを製作。ラダーフレームに直接ボルト留め。9cm車体側に引っ込める事にしました。製作ついでに取り付け位置を2cm上げられるように片方は長穴で。
取り付け時、ラダーフレームが飛び出して干渉するのでバンパー側をくり貫いて逃がします。
ブタ鼻グリルインサートも飽きたので撤去中。取り付け位置を2cm上げました。
全体はこのくらいの引っ込み具合。ビフォーアフター。
ん??何が変わったのか分からんですって!!???
、、うん、お金かけない改造なんてそんなもんなんです。自己満足ってやつでしょうか。
しかしながら本人的にはモディファイ満足度「高」です!ゲタフェイスが気にならなくなりました。しかもタダ!!
これで社外鉄バンパーを購入するまでの間は十分楽しめるでしょう。純正バンパーフェチにはオススメなプチ改造です。お暇な方は是非どうぞ。
後日談 2018/9/10
この状態のバンパーでも無事に車検を通す事が出来ました。詳しくはこちらから記事に飛びます。
注意事項
バンパーの出方が変わると直前視界が変わります。バンパー等の外郭線に接触した「高さ1m、直径30cmの円筒」が運転席から確認出来なければ車検に通りません。
見えない場合はフロントにカメラを付けたり、ドラレコ等の室内カメラで確認出来るようにする等の措置が必用な場合があります。私のような2.5インチリフトした車両では運転席からは対象物が見えなくなりますので今のところドラレコを窓に貼り付けて対応しています。改造の際はお気をつけ下さいませ。
後日談 2018/9/10
車検の際にフロントカメラを付けました。こちらの記事もどうぞ。
基準について詳しくはこちらのPDFを参照して下さい。
それでは今回はこれにて終了です。ありがとう御座いました。