さあ今日も張り切って我らがカシータを絶賛して参りましょう(笑)
吊るしの状態でも素晴らしいカシータ(T.Globe)ですが、自分流アレンジを加える事により、使い勝手が飛躍的にアーップ。
ノーマルのカシータは前項の通り基本性能は素晴らしいのですが、細かい所まで手が届いておらず、実際の使用では人によっては使い難いと感じるかも知れません。
足りないと思った部分を換装、強化することでこの世で1台のその人にとっての「最強カシータ」が完成。未来永劫幸せに暮らせる事が約束されるのです( ´ ▽ ` )ノ
私的最強カシータへの道
水と電気 節約と補強
初期の頃は一日出掛けただけで水がすっからかんになるくらいでしたから、私の使い方の範囲では水と電気を無駄にしない事を重要視した改良が必要でした。
キッチン水栓を交換したり、照明をLED化する等、フトコロと相談しつつ最適化すると、大人2人子供3人、炊事、トイレ、シャワーを使う場合でも2泊3日が無補給で可能になりました。
一番先に無くなるのは電気よりも水なのですが、予備水としてポリタンクを2つ積んでいますので、こちらを補充すると無補給期間が3泊4日に伸びます。
旅の途中で温泉施設の利用を2回入れるだけで4泊5日出来るくらいになりますから旅先で不自由な思いをする事がなくなりました。
以下がそれ関係のいじくり&変更箇所です。
水まわり
- 清水タンク60リットル→120リットルへ換装
- 普通のキッチン水栓→フットスイッチ式フレキシブル水栓へ改造
- 雑排水ホールディングタンク無し→120リットルホールディングタンク新設
- 食器乾燥機設置
- 清水タンクの水位計新設
- キッチン換気扇のブレードを社外品に交換
電気
- AC Delco Voygerバッテリー100A×2→Voyger 100Ah×1+Lifepo4 50Ah×1へ変更
- 照明のLED化
- 400W正弦波インバーター&2000W矩形波インバーター新設
- 90Wフレキシブルソーラーパネル新設
- 電力メーター新設
- バッテリーセパレーター、切替えスイッチ新設
- テレビ設置、テレビアンテナ線引き込み
- DENGEN社製 バッテリーチャージャー設置(Voyger等海外バッテリーに対応)
インテリア、エクステリア
内外装ともに大した事はしていませんが、これだけは必要と思ったものだけ装備しています。あまりボディに穴やらを開けたくないので必要最小限といったところでしょうか。。
ゴミ&予備収納
キャンプに行くとゴミ処理の問題が付いて回ります。ゴミは臭いますから車内放置は基本的に不可。私の場合はリアにヒッチレシーバーを新設し、そこにヒッチカーゴキャリアを取り付けゴミ置き場にしています。
大型のスタック可能なコンテナボックスをくくり付ければ容量は自由に増減出来ます。薪拾いキャンプに行く時はガソリン臭いチェーンソーもこちらに。海水浴に行った時は汚れ物も汚れた自転車もまとめて積載出来ます。
カシータのような本体が小さなトレーラーは取り回しが良い反面、収納が不足しがちですね。
そんなわけで外部収納場所が1つあるとかなり重宝します。
家族の居場所、グレータンクを強化
カシータの就寝人数は大人3人となっていますが、我が家は大人2人子供3人の計5人で利用しています。最近では子供たちも大型化し(汗)、年齢区分的にも大人4人子供1人の構成になってしまいましたw
子供達が小さいうちは車内もさほど窮屈に感じた事は無かったのですが、最近じゃ流石に狭いです。
そんなですからカシータ単体の使用は道の駅での仮眠や駐車場泊のみにして、キャンプ場や野営地ではテントを併用する等、工夫しながらキャンプしています。
定員をかなりオーバーしながらもなんとか使えてきたのはダイネットの座卓化がかなり効果的でした。定員3人のカシータをうちのような家族で使うには狭い車内を出来るだけ広く使う工夫が必要でした。
グレータンクが標準で装備されていないのも問題でした。私のT.Globeだけかもしれませんがw(カーショップスリーセブンが輸入代行しているカシータシリーズには46リッターのグレータンクが付いているようですね)。
どちらにしても清水タンクを120リットルに増量しましたから、それと同量のグレータンクも必要。これが無いと排水垂れ流しになりますから、他の方の迷惑にもなりますし、車内、車外まで清潔に保ち、文明的な生活をするには存在感としては地味ですが最重要項目と言えるでしょう。
ついでにグレー排水って夏場はけっこう臭うのでしっかり設備しないと自分がとばっちりを受ける事になります。
さて、素のカシータと自分のカスタムによって、現在のオレテキサイキョウカシータは以下のようになります。つまり、、、、
オフグリッド性能最適化したカシータはどこへも行けてリセールも良くテキトーな作りで見た目も最高しかもフル装備でめちゃ丈夫!ゴミやら汚れ物積めちゃって雑排水もお漏らし無し!!
、、こんなかんじでしょうか。なんだか疲れてきましたが(汗)水、電気以外のいじくりポイントは下の通りです。
ボディ
- リアヒッチレシーバー付きグレータンク新設
- DIYウェイトディストリビューションヒッチ製作
- リアダイネット→座卓に変更
- ブラック、グレータンク合流、排水シャッター新設。
その他
その他の1にあるダンプ用排水口はカシータの性能に関係ないのですが、これがないとブラックタンクの処理に困りますので、私的には必須項目です。
ウェイトディストリビューションも一度使うともうこれ無しでは、、と思えるほど良いものです。これもカシータの性能には関係ありませんが必須という事で必須項目にノミネート。
総括
2022年現在は上記のような仕様のカシータになっています。これで不自由なく遊べますからうちの家族構成による狭小問題はちょっと置いておくとして(汗)満足出来るトレーラーとして我が家にはまだまだ君臨し続けそうです。
トレーラーは車体の大小の差はありますが、基本的にとてもシンプルな構造ですから長寿命なものが多いです。カシータはその中でもさらにシンプルな構造(FRPの器を合わせたようなボディがシャーシに乗ってるだけ)ですからとりわけ丈夫な部類のトレーラーです。
設備としては、アメリカのトレーラーですから蛇口の水圧は一般の家並みです(汗)。なんちゅうか「潤沢な資源を垂れ流す」ように出来ていますので(大汗)フルフックアップでも無い限り、そのあたりは節約仕様にしなければなりません。
そこさえクリア出来ればトイレやシャワーの使用感はとても良いので、どこへ旅行やキャンプに出掛けても家を引っ張って行っている感覚、まさに「モーターホーム」の醍醐味を味わえると思います。
使えば使うほどとても味わい深い車ですから、一定のファンがいてオーナーそれぞれがこだわりとか愛情をもって長く遊ぶ事が出来る良い車だと思います。
さて、今回はこんな感じでとりとめのないシメでごめんなさい(^^;)また次回の更新もさらにとっ散らかった文章でお邪魔します。
それでは、今回もお読み頂きありがとう御座いました( ´ ▽ ` )ノ