すっかり忘れてましたが、11月1日に申し込んでいた狩猟免許試験の予備講習会が、先週末1月14日土曜日に行われましたので行って参りました。
大寒波が来ていましたので静岡でも珍しく雪がちらつく中での開催です。
9:30受付開始
会場につくと、いるわいるわそれはもう大勢のお客さんでごった返しております。銃猟の第一種、二種で100名。罠猟200名の合計300名。満員御礼の様子。
意外だったのは10:1くらいの割合で女子がいらっしゃいます。罠の方が女性の数が多いようにも見えました。
仕事で受講に来る方もいらっしゃるようで、林業の方などがみえていました。食害対策が必要な仕事柄なのでしょう。
私はうちの奥さんと共に受講ですが、彼女は子供たちのスイミングがあるとの事で、支給されるお弁当に間に合うように大遅刻で来る!との事。この辺りからしてやる気がありません。。
会場に入ると受付でもらった受講番号別に座席が振り分けてありました。この狩猟読本の入手と、模擬銃での銃の取り扱いを練習するために受講したようなものですが、読本は猟友会に依頼すれば実費で送っても頂けます。
講習開始
10時頃から始まった読本講習は講師のおじさんの「〜は一読しておいてください」と「〜は試験に出そうです」の2パターンをひたすら繰り返し無事終了。
11時過ぎから銃猟と罠猟に分かれての講義。銃の取り扱いで30分。狩猟鳥獣類の解説で30分。
銃も動物も興味ゼロの世界だったので、突然その世界の話をされても全然頭に入って来ず。。お昼になる。お昼直前に予告通り奥様到着。
出された弁当は予想に反して結構豪華弁当です!
模擬銃を使った勉強
12:50~は小さいグループに分かれて模擬銃を使った勉強です。
装薬銃
- 基本的な安全確認の動作
- 銃の点検
- 装填
- 脱砲
- 銃の分解、結合
- 列になった時の銃の持ち方
- 休憩時の銃の扱い
- 銃の渡し方
エアーライフル
- 銃の点検
- 圧縮動作
- 装填(弾を入れるフリのみ)
装薬銃もエアーライフルも、銃を手にした時に重要な事は下の3つです。
- 「実包なし」「異物無し」としっかりと確認する事(銃の操作の前後、毎回)。
- 引きがねに指を掛けない事
- 持つ時も狙う時も銃口を水平にしない(下か上をむける)
これさえ守れば大きな減点になったりはしないそうです。
重たいものを持ち慣れている男性ならなんの問題も無いのですが、うちの奥さんを見ていると結構苦労している模様。
手元の操作を一生懸命やっているといつのまにか先生に銃口が向いていたり、、。
おまけに引き金に指がかかっていたり、、。
エアーライフルの空気を圧縮するのに3回ポンピングするんですが、3回目が固くてフガフガ言った挙げ句、ギブアップしたり、、。
かなり笑わせて頂きましたが、本番の時どうするんだろ?と、一抹の不安を抱きましたね。他人事ながら。
距離の目測
14:10〜屋外に出て距離の目測練習です。練習と言うよりも10m、30m、50mと並んだ3本の旗をボ〜っと見るだけ。
実際の試験では5~7本程度旗が立っているそうで、35mは?40mは?とかその都度、質問距離が変わると仰っていました。
分かるわけねぇだろというのが素直な感想で御座いますね。
狩猟鳥獣の勉強
14:35~狩猟鳥獣の勉強です。
これまたお歳を召された紳士による、お寒いギャグを交えた講習でした。48種類の狩猟鳥獣がいまして、非狩猟鳥獣も交えて16問出るそうです。
先生が仰るにはテストで鳥獣の名前を書くのは狩猟「可」鳥獣のみで非狩猟鳥獣の名前は覚えなくても良いようです。勉強もそのようにしていますが、な〜んか引っかかります。大丈夫かいな。。
試験後の追記
狩猟鳥獣は上記の通り狩猟「可」鳥獣のみ覚えて行けばOKでした。非狩猟鳥獣には×をするのみで名前を記載する必要はありません。
講習の終了
狩猟鳥獣の勉強も20分ほどで終了。各自自由解散とあいなります。
15時前には終わりましたので、案外短い講習でしたが、新しい世界に一歩踏み入れた高揚感あり、奥さんの天然ボケありで、この講習会は実に楽しい、実りあるものでした。
来月の試験に向けてぼちぼちやっていこうかという所です。
ありがとう御座いました。
COMMENTS